329話 ワイマの古着屋勤務
*****************出て来る魔物と魔法、魔道具の紹介**********
魔道具
マジックポシェット:
AIマスターが作る異空間収納バック。容量は大、中、小、有り
最大で一辺1000m。通常は一辺10m~100m。
AIマスターやララと中身の受け渡し、共有ができる。
10倍魔力タンク
自身の魔力を保存できる魔道具。10倍魔力タンクは自身の最大魔力量の
10倍の量を保存できる魔力タンク。装置複雑なため、大きく成るので、
異空間収納バックが無いと持ち歩き出来ない。
魔法
〔テレポート〕:
行ったことが無くても、念話で場所のイメージと、
座標が判れば飛ぶ(テレポート)出来る。
移動距離は、ボスでも、オクタの街からキロの街まで余裕で移動可能。
〔テレポート〕できる者同士が念話で場所を共有すれば一緒に飛べる。
ワイマの古着屋勤務------------------
『ララさま、8時です。』
「おはよ~。暫くちゅー達にも会えないかな?。」
(「リリには念話で事情を話して置かなければ、
成らないわね、あぁ、奥様にもかぁ。」)
さて、朝の身繕い、金リリお願い、手伝ってぇ。
御供に、金リリを付けるのも、良いわね。そうしましょう。
まずは、ポウの所ね。
起きてますね、(「おはよー。」)
『ララしゃま、おはようございます。』
『ララ様、おはようございます。』
(「ポウ、これから、忙しく成るので、来れない時が有るかもしれない。
魔力タンクを置いておけばいい?」)
(AIマスター、マジックポシェット頂戴、中に魔力風船作成ボタン付きの。
10倍魔力タンクを入れて。)
《承知致しました。》
ポシエットを取り出して、
「取りあえず、このポシェットの中に10倍魔力タンク置いておくから、
来ない時は、無いよりまし、で使って。
魔力風船も作れるはずだからね。これから、魔力入れるよ。」
『有難うございます。』
「先に一つ、風船作っておくよ。
朝だから、周りの模様は、緑の草原と小川、小さな魚。
大きな、ガジュマルの木。よいしょっと。
マニ、これ上げるから、中で遊んでいてね。」
『は~い。』
精魔石粉が有るので満タンにするのも、結構楽でした。
ポウが心配そうな顔をしています。
「出来るだけ、来るから、大丈夫だよ。じゃあ、またね。」
ちょっと心残りですが、早めに切り上げて、
古着屋に行かなくてはなりません。
と、その前に、狼たちの所によって、
ボスの代わりの警備の者を選んでもらわなければ成りませんね。
〔テレポート〕「パニエル、居る?」
と、行ったところで、外で見張り(昼寝)をしているのを見つけました。
「古着屋の警備に一匹お願い、女の子でもいいよ。居るだけだから。
特に危険は無いと思う。」
(『承知致しました。みんな出てきて。ララ様からのお仕事よ!』)
パニエルが皆を呼び出します。
(『はい、はい、早く出て来て、今日から、
古着屋ね警部に一人派遣する事に成りました。希望する人、』)
一番にワイマ♀が前に出ました。
「じゃあ、ワイマで良いのかな?」
(『ワイマ、大丈夫ね』)ワイマが頷きます。
(『では、宜しくお願い致します。』)
パニエルの許可をもらって、二人で古着屋に飛びます。
「ワイマ、お弁当は何が良い?
有るのは、牛とワイバーンとシーサーペント、グリホン、ユニコーン、
鳥は毛をむしらなけりゃ成らないから、パスだね。」
『ララ様、何でも宜しいんでしたら、
牛とワイバーンとユニコーンをお願いします』
「良いよ、じゃあ、移すね。ほいっと。」
この後、生活魔法のクリーンと水、トイレの方法を教えて、みんなに紹介です。
「おはよー、みんな居る?」
食後のお茶していた様です。どやどや二階から下りて来ます。
「今日は、ボスの代わりの娘連れて来たよ。
ワイマ、女の子だけど、強いよ。」
ワイマがドンと体をぶつけます。
念話で、(「ごめん、女の子に強いは駄目だったね。」)
頭を撫でながら、みんなに「この子は優しい子だから、問題無いよ。」
店の中を見て「すごいね、もう開店出来るじゃない。」
<はい、今それを相談していました。>
モリエールが、答えてくれます。「何時に成ったの?」
<ララ様のご都合・・>モリエールの言葉をさえぎって、
「私はもう、仕入れの時しか関わらないと思っていてね。」
「仕入れ、利益の分配もモリエールが主体でやって。」
「どうしても私で無いと対応出来ない時だけ、呼び出しボタンを押して。」
「だけどこれから2週間くらい、私忙しくて、来れなくなるから、そうね、
レジの機械が壊れた時の為に、予備の機械を二階に置いておくわ、」
「泥棒は、ダリンやサンサも居るし、ワイマもちゅー達も居るから、
問題無いと思うけど、何か有ったら熊食堂の旦那と、ギルマスを頼ってね。
あっ、熊食堂に御金払うの忘れないで。」
「ダリンとサンサ、エスメとラルダはしばらく此処で研修ね。
ペンタの街での開店準備の頃には戻るから。」
『『『<<<はい!>>>』』』声が揃ったところで、
「じゃあ、私、急ぐから。みんなで頑張ってね」〔テレポート〕
次話:出張願い




