表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
328/969

328話 対策

*****************出て来る魔法の紹介**********

〔クリーン〕:

  生活魔法。体や部屋、指定した所を綺麗に清潔にする魔法。

  雑菌消毒、消臭、浄化。

  指定した物を排除する事も可能。菌がどの様な物か理解できれば、

  赤痢、コレラ、等を治療する事が可能と思われる。


対策-----


部屋に戻って。襲撃の対策を練ります。

さて、自分が悪魔ならどうするでしょう、手掛かりはサンチェスだけ。


悪魔が使う、捨て駒がサンチェス捕獲に失敗した時の事を考えて・・・、違う、

失敗する事を前提に、サンチェスの背後に居る者を探ろうとしていたら、

私の捕獲は最も良いけれども、目的は私の存在の確認。


出来れば何処の誰なのかを確認しようとしますね、

おそらく、捨て駒がいつ殺されてもいい様に、

視覚や聴覚はモニタリングしていると考えるのが妥当でしょうね。


と、すればこちらは偽の情報を与えるのが得策ですね、出来れば、

相手が攻撃を躊躇、止めたくなる者に偽装、しかもばれにくい者は・・・・。


居るのか、そんなの・・・。いた、凄いのが。

八大龍王娑伽羅様、大海龍王ポウのおじい様。

うん、そうしよう。ポウから後で一言、断ってもらえばいいゃ。


女性形?男性形?変身、いや新しい体を用意してもらう。

男の体は・・・・、あれはもう付けない、いらない。とにかく、

男の体は動し方が判らんし。成人女性、年配が良いかな。


AIマスター、大海龍王様の眷属って、地上に居る?

《何をお考えなのかはわかりませんが、不遜な事はおやめください。》

「たわけぃ!何でそっちに話が行く?私を何だと思っているだねぇ?」


《申し訳あ有りません、つい、》

「んん?つい?」

「何時もそう思っているので、つい口に出た。でいいのかなぁ?」


《ララ様、龍王様の眷属の方は、地上にもいらっしゃいますが、

 人前には出ませんので、どの様な御姿かは不明です。》


「質問、無視したね。私の考えは間違っていないと言う事で良いんだねぇ。」

「ま、いいゃ。御姿は不明でも、何か持ち物みたいな物で、

 眷属、御使いで有る事が判る様な物有ります?」


《人前に御姿を現す時は、男女問わず、

 白っぽくてゆったりした服装が多いです。


 女性が多いですね。後、宝珠、大海龍王様ならば、

 水色の宝珠をお持ちです。》


「その宝珠の大きさと、ネックレスとかに加工してる?」

「髪の色とか、決まった事は?」


《髪や瞳は海の色、青、白、マリンブルー。

 あまり顕現しないので、例は少ないです。ネックレス、指輪、イヤリング。

 そのままお持ちの方は男性形です。》


「さて、ここからが本番だよ。アンドロイドを用意して欲しい、

女性、40台半ば、ふくよかな感じ。白、水色系のドレス。

髪は水色、同系色の宝珠もどきの入ったネックレスとイヤリング。魔杖を持たせて。」


「私が何をしたいか解ったわね。

 スタンビートを起こそうとしている悪魔をだますのよ。


 私は別に大海王様の御使いだとは言わないから問題無いわ、

 勝手に誤解してくれるだけ。」


「で、私はその体に、一時的に入る事が出来る?」

《それは可能ですが、研究所にお越し頂けないと、成りません。》


「乗り換えは研究所で行うのね。

 いいわ、研究所に行く前に、そのアンドロイドのデッサン頂戴。」


「明日、午前中に行けると思う。名前はオトが良いな。」

《乙姫様ですか?》


「そんな事は言ってないよぉ~~~。」

乙姫様って、大海龍王様の奥様???。


「明日は、御主人様に会って、長期休暇を頂けなければ成りませんね。

 乙姫様じゃあ、みんなに会えませんしね。」


「長期休暇の理由は何にしましょうか。事ここに至っては、

 ある程度ご主人様に情報を伝えた方がよいでしょうね。


 期間は、ラグジュを救い出すまでと成ると、

 準備を含めて、2週間は欲しい所です。」


明日は、ご主人様の所に行って、休暇貰って、研究所行って、体を乗り換える。

眷属たちに、私が変わっている事も伝えないといけませんね。

色々と忙しそうです。


さて、寝ましょう。〔クリーン〕〔クリーン〕!

歯磨いて、お顔洗って・・・・・。おやすみなさい。


次話:ワイマの古着屋勤務

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ