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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
322/971

322話 ボスたちの特訓〔〔キャン〕砲

*****************出て来る魔法の紹介**********

〔キャン〕:

  キャン砲とも言う、ライトアローとファイヤーアローを同時に発射し、

  途中でねじって  ネジネジキャンディーの様にする。

  貫通力が高く、標的の中で大爆発を起こす。

ボスたちの特訓〔〔キャン〕砲----------


AIマスター、狼達にファイヤーアロー教えて。

《承知致しました。》狼達がびっくりしています。


「世界の言葉でも届いたかい?」

(『『『『ファイヤーアローを覚えたと言っています。』』』』)


《ララ様、私が、念話で狼達に伝えたのですが・・・》

(分かって居るよ、世界の言葉なんて私も聞いた事無いもんね。)


50m程先の小山を指差、

「じゃあ、ボス、あの小山にファイヤーアロー打ち込んでみて。」


(『承知』)〔ガウ〕炎の矢が飛んで行きます。

小山にぶつかり、散りました。


「お前達も、やってみて。」

〔〔〔ガウ〕〕〕炎の矢が3本飛んで行きます。


「次、四匹並んで、5発連続発射。!」

〔〔〔〔ガガガガウ〕〕〕〕


「おお、凄い、

 連続発射の新しい技練習したんだ。偉いぞ、

 そうやって努力する子は大好きだ。」


みんなの頭を撫でてやります。嬉しそうです。

「今日は、それだけじゃない、もっと強力な技を教えます。」


「ライトアローとファイヤーアローを同時に放ってねじります。」

『?????』


判りませんね。ネジネジキャンディーを取り出し

「ネジネジキャンディーと言うお菓子」

「食べていいよ。」嬉しそうな顔をしています。


「食べた、じゃあ、遣って見せるよ。

 右にファイヤーアロー、

 左にライトアローを用意して、」


「さっきの飴をイメージして、〔キャン〕」

ネジネジキャンディーが飛んで行きます。

小山に深く突き刺さった様です。


エネルギーを拡散させて、くぐもった音がします。

「ボス、遣ってみて、」難しそうな顔をしています。


〔キャン〕二本のやが、ねじることなく、

飛んで行きます。


「お前達もやってみて。」

残り3匹にも、練習させます。


〔〔〔キャン〕〕〕やはり、

捻ることなく着弾します。


「皆、先のネジネジキャンディー食べたよね。」

(『『『美味しかったです。』』』』)


こいつら。見てないわ、もう一本取り出します。

「よく見て、二つの模様が捻り合って一つに成っているでしょう、

 よだれ垂らしてないで、これを覚えて。」


「最初に出来た者にこの飴を上げます。練習して。」

気合が入ります。

「これまずい。」


(AIマスター、私に水魔法、ウオーターボール頂戴。)

《承知致しました》


ウオーターボールで直径3mの水玉出します。

小山に落とします。ジュッパーン!

土や石が焼けて火事に成る所でした。


狼達が構わず打ち込みます。

「ただ打ち込んでも出来ないよ二本の矢を捻るんだよ」


ボスが少し出来る様に成りました。

二本同時に捻るのが難しそうです。

「ストップ、一旦止め!」


「お前達、魔力の無駄だわ。」

「一緒にやるよ。まずはボス」

ボスの頭に手を置いて、イメージを送ります。


「分った?、一緒にやるよ1.2の3」

〔〔キャン〕〕


ネジネジキャンディーが飛んで行きます

「ボス、やってみて、今は威力じゃなくて、

 捻って飛ばす事に集中して。はい!」


ボスの頭に手を置いたまま。号令します。

〔キャン〕ネジネジキャンディーが飛んで行きます。

「よし、じゃあ、ボスは今の感覚を忘れない様に練習開始」


今度は3匹一緒です。


「マチ、私の股の間ね、カイとクロスは両脇。

 イメージを送るよ。、一緒にやるよ1.2の3」〔〔〔〔キャン〕〕〕〕

ネジネジキャンディーが飛んで行きます。


「じゃあ、私は出さないよ、三人で合わせて、はい!」

〔〔〔キャン〕〕〕

ネジネジキャンディーが飛んで行きます。


出来るね。今度は離れて、一匹ずつやって。

〔キャン〕〔キャン〕〔キャン〕

ネジネジキャンディーが飛んで行きます。


「よし、今の感覚を忘れない様に練習開始」

しばらく撃たせて、安定してきたようなので、


「今度は小山の中で爆発するイメージ!」

今度は皆早いですね。出来ましたよ。


連射してみて。

着弾して、爆発してから、次のが発射出来る感じですか。

最初に連射の練習をさせてから、爆発ですね。


爆発させなくてもいいから、連射してみて。

魔力操作が難しいのか、遅いですね。


みんな、止めて、いいよ。

「見本見せるね。最終的には、これ位出来て欲しい。」

〔キャン〕〔キャン〕〔キャン〕〔キャン〕〔キャン〕〔キャン〕


立て続けに着弾し、小山が無くなりました。

狼達が顔を見合わせています。

無理だよね、って言っているみたいです。


「こら、努力する前にあきらめてどうするかね。」

一本の飴を4っつに折ってみんなに上げます。


「〔キャン〕砲の練習は、私が居ないと所で練習すると火事に成るから、

  駄目だよ。代わりにムービングを練習して。これが上手く成ると、

  空も飛べるからね。」


狼達が、一斉に此方を向きます。すごい食いつきですね。


〔ムービング〕が出来る様に成ったので、

精製魔石のくず粉を扱えるようにしたい。

ボスにも革鎧を渡しましょう。


次話:ボスたちの特訓 革鎧

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