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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
313/970

313話 サンチェスとちゅーのムービング

サンチェスとちゅーのムービング----------


サンチェスの所にテレポート。


「みんな、状況報告して、まずはカラス達。」

(『特に問題有りません。』)


「狼達。」

(『特に問題有りません。』)


「ちゅー達問題無い?」

(『問題ありません。』)

「ありがと」


家のドアノッカーをトントンすると。

覗き窓で確認したのか、

ドアがすぐ開きます。


「皆、問題無いね。」

『へい!。』

「みんなにやってもらいたい事が有ります。


グラディスとエンドラも呼ぶから、

 ちょっと待って。」


(「グラディス、エンドラ

 ちょっと拠点に戻ってテレポートでいいよ。」)


みんな揃いました。

「みんなにムービングを覚えてほしい、

これは魔力で第三の手、第四の手を作る事です。」


「この様に、〔ムービング〕〔ムービング〕」

サンチェスとデイブの剣を手元に引き寄せます。

そのまま、二度ほど振って、二人に戻します。


みんな、口を開けています。

「まずは、〔ムービング〕を発動させる所から始めます。」


皆、輪に成り。真ん中にスプーンを置きます。

「見本を見せます。魔力で手を作るイメージ、

 その手でスプーンを持ち上げるイメージを作ります。」


「このように〔ムービング〕」スプーンが

 皆の頭の上まで持ち上がりました。


「今度は、みんな、手を繋いで、

 1.2の3〔ムービング〕判ったね。」持ち上がります。


「それぞれ、スプーンを持ってきて、遣ってみてください。」

『『・・・『『〔ムービング〕』』・・・』』


「スプーンが動かなかった人はこっち来て。動いた人は、

 けてこうやって、スプーンを回してみて。」

出来なかったのは、ジャルだけですか、皆優秀ですね。


「ジャル、もう一度私と手を繋いでやってみましょう。

 魔力で手を作って、持ち上げるイメージです。」

「『1.2の3〔ムービング〕』」


持ち上がります。「一人でやってみて、」

『〔ムービング〕』動きません。


「じゃあ、詠唱からやりましょう。」

〔見えなき手よ我が意のままに動けムービング!〕

「です。」手を繋いで


「『1.2の3、見えなき手よ我が意のままに動け

 〔ムービング〕!』」出来ますね。」


一人で、『1.2の3、見えなき手よ我が意のままに動け

〔ムービング〕!』


10cm程持ち上がって落ちました。

「ジャン、出来たのですから、後は練習です。」


「本邸のメイドで、

 ジャンと同じ位しか出来なかった子が。

 五日でここまで出来る様に成りますた。」


スプーンを手の上で回して見せます。

「練習すれば必ず出来ます。」


「頑張りなさい、自分の身を守る魔法です。

 努力せずに死ぬか、努力して生き残るか、

 自分で決めなさい。」


「さて、みんな、どうですか?回せますね。

 次は引き寄せ。 遠くの物を魔力の手でつかんで

 引き寄せます。」


「それが出来れば、

 短剣を使う、レイピアを使う。剣を使う。

 と言う様に、レベルを上げます。」


「二刀以上は今やらなくてもいいです。

 次は魔力の手の先からライトアローを

 出してみてください。難しいでしょう。」


「ここまで出来れば、取りあえず、合格とします。」

「気が付いた人もいるみたいですね、これは試験です。」


「私の眷属が今、今回しかけて来るものの仲間

 につかまっている事が 予想されます。」


「相手は上位の魔族、または悪魔です。」

みなさん動揺していますね。


「相手は人間の比では有りません。

 力の無い物がぞろぞろ行けば殲滅されます。

 その為、メンバーを選抜します。その為の試験です。」


「期間は、今回仕掛けて来た者を捉えて

 情報を聞き出したら救出に出発します。

 基準に満たない物は置いて行きます。」


「置いて行かれて良かったと思う者は

 この中には居ないと信じています。」


「では頑張ってください。」

「グラディス、エンドラ、持ち場に戻っていいよ。」


念話

(「ちゅー達、見てた?出来る子はやってみて。

 うまくやれば空も飛べるよ。」)


(『『『ちゅー!!!』』』)

空飛べると言ったら、興奮してしまいました。


でも本当ですよ、

ちゅー達の魔力量なら出来るはずです。


次話:ベリアのムービング

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