308話 予選会
*****************出て来る魔法の紹介**********
〔ムービング〕:魔力ハンド。魔力で腕を作って物理的な干渉を行う。念力に近い。
習熟度により、腕の数が増える。現在4本が限界。
ムービングハンドの先から攻撃魔法が出来るか訓練中。
予選会-------
さて、急いで会場の部屋に向います。
リリとパトラを呼んで、
予選の基準を話します。
「最初は30秒回しと思ったけど、簡単に3回し、
疑わしくは予選通過。でどお?」
パトラは出来る様です。
小鼻膨らませて、『OKよ。』
「10回以上回しても記録は10回、止めて良いわ。
この紙に、名前と回した回数。を記入して。」
「10回以上は10↑で。予選通過は名前に〇、お願いね」
会場の部屋に入りきらない者がいる様です。
「さぁ、始めるわよ、3回せれば予選通過、
3回以上回しても良いけど
10回以上回しても同じ記録にするからね。」
「審判は私と、リリ姉とパトラさん。
みんな、並んでね。じゃあ。開始。」
『い~ち。に~い、あーん、落ちたぁ。』
『やったぁ、通過だ!』・・・・・・歓声が響きます。
「みんな、予選が終わったら、
マナポーションとファテポーション有るから、
一つずつ持っていってね~。」
明日の本選の組み合わせは食堂に貼っておくよー。
トーナメント表を食堂に張り出します。
食堂に張り出した途端、
みんなが、飛んで来ました。またまた歓声です。
『だめだ~!』と言う者や、
グーを作って『良し、!』と言う者様々ですが、
楽しんでくれている様です。
ハンナとピティには一回戦を勝ち上がったら、
特別賞を上げましょう。
最初出来なくて、べそかいていたんですから。
努力は報われる事を示さなければいけません。
小さな、果物フォークを作りましょう。
(AIマスター、中級のマナポーションと
ファテポーション30本ずつお願い。)
《承知致しました。》
次話:予選会結果とトーナメント表




