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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
302/968

302話 王都の冒険者ギルド

*****************出て来る魔物の紹介**********


魔物


ヌーム :

  ヌーに似た牛の様な魔物。集団で生活。


ワイバーン:

  飛竜、群れる事が多い。


グリフォン:

  ライオンの体に鷲の頭と翼、蛇の尾。群れる事が多い。


地竜:

  恐竜よりトカゲに近い、でっかいコモドドラゴン。


シーサーペント:

  竜の頭の巨大なウミヘビ。群れる。

王都の冒険者ギルド-------


ごはん食べに行きましょう。

「おはよ~」


『ララ様、昨夜は何処に行っていたのですか。』

相談する事でもあったのでしょうか珍しく

マミーからの質問です。


「あっち行って、こっち行って、

 そっち行って。色々です。」


「今日はご昼飯食べてから帰るから、

 それまで、自由時間。

 ただし、一人では行動しない様に。」


「私は執事長と行くところがあるから、

 ケティ、今日大丈夫?」

手で大きな〇を作ってます。


「大丈夫みたいね。

 ケティに案内してもらうのが良いわね。」


「手芸屋さんも面白いかも。

 仕入れに、これ渡して置く。」

金貨二枚渡して起きました。


食事が終わり、ロバート、の所に行きます。

コンコン「ララです。」

『お入りください。』


「この前頼んだ、ネズミの拠点、確保できた?」

『まだ手続きの途中ですが、決まりましたよ。』


「ギルドに行った後、見に行ける?」

『大丈夫ですよ。』

「じゃあ、行こうか。」


家紋の入った馬車でお出かけです。

ギルドに行くと、連絡してあったのか、

ギルド長が出迎えます。


<ロバートさん、今日はお屋敷の方の冒険者登録

 との事ですが、どちらの方ですか、>

私がギルド長の袖をちょいちょいと引くと、


<お嬢ちゃん、ちょっと待ってってね、

 大人の話が終わってから、聞いてあげるから。>

ロバートが楽しそうです。仕方が無いので、


領主さまにサインを頂いた書類を見せると。

面戸臭そうに書類を取り、

私の顔と書類を見比べます。


書類に写真は貼ってないですけど。

ギルド長が、書類を指さし、次に私を指さします。


私が大きくうなづくと、

手で目頭を押さえて。ロバートを見ます。


ロバートが大きく頷くと、

大きなため息を漏らします。


<薬草集めにもまだ早いですよ。>

ロバートに向って。

ふてくされた様に、言ってます。


「購入して頂きたい獲物が有りますので、

 それで判断されては?」


今度はロバートが目頭を押さえますが、

心なしか、口角が上がってます。


ギルド長がロバートを見ますと

ロバートが大きく頷きます。


しぶしぶと言った感じで、

ギルド長に案内されますと。


兎でも出すと思ったのか、

カウンター横の小さな台を示します。


「ここでは小さすぎて乗りませんよ。」

<いいから、出せ。>

「判りました。」


シーサーペントでは、

この辺全部だめに成りますので、

ヌームをドッカーン!!。


「まだあるんですけど、

 ここに、もっと出していいですか」


<待ってくれ、俺が悪かった。

 謝る、謝るから、一旦仕舞ってくれ。>


わざと、ロバートを見ます。

ロバートが楽しそうに、

『ララ様、仕舞って上げてください。』


仕方がないので、一旦仕舞って。

まだありますけど、何処に出します。


ギルド長、どこかぶつけた様です、

腰をさすって、びっこ引いてます。


解体場の広い所に案内されたので、

ヌーム2頭、ワイバーン、グリフォン、

地竜、シーサーペント。


「まだ出しますか?」

<まだ。有るんですかー!!>

「有りますけど?」


ロバートが我慢できなくなって、

『ギルド長、ララ様は特殊能力持ちなんです。」


「ただ、王族に見つかると面倒なので

 正体を隠しているんです。』


『冒険者のクラスは下でも良いですが、

 ギルド長直属にしておいてください。

 情報が欲しい事も有りますので』


<わかった、今後は、

 ここに来た時は直で俺の所に来てくれ>


<ロバートさん、

 とんでもない、嫌、すごい人、違う、凄い子を

 連れて来てくれたね。>


<所でこれはこっちで買わせて

 もらっていいのか?>


「魔石が無いですけど、幾らに成ります?」

<今、ギルドに有る、金全部で、

 たのむ、売ってくれ。>


「何枚ですか?」

<金貨500枚位だが、すまん、頼む。>


「判りました、今後のお付き合いも有りますので、

 それで手を打ちましょう。

 ちなみに一番高いのはシーサーペントですか。」


<ああ、こんなの物語の中の生きもんだ、

 みんな、大騒ぎに成るぞ。>


「さて、ロバートさん、手続きお願い致します。」

『はいララ様、どちらでお待ちいただけます?』

「バーでミルクをWでやってるよ」


<ぶっ>ギルド長が吹いてます。


次話:お化け屋敷

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