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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
301/970

301話 ポウの珠と神具

ポウの珠と神具----4/4---


(『ララ様、8時です。』)


「ちゅー子Cありがと~???ここどこ?

 あぁ、ちゅー子C念話で教えてくれたんだ、

 ありがと~~~。」


お目目が開きません。

「おはよ~~~う、

 むにゅ、むにゅ、みにゅ。にぇむぃ~~。」


(AIマスター、この体、

 アンドロイドだよね、何で眠いの・・・。)

《ララ様の精神が眠り、休憩を欲しているのです。》


分かった様な、分からない様な・・・。

 でも起きなきゃ。


まずは、ポウの所へ。


おや、まだ寝てますね。私もまだ眠いです。

 あっ、睡魔が・・・。


(『主様、ぬししゃま。ララ様、ららしゃま。』)

可愛い声が聞こえます。

(「ああ、少しうとうとした様です。」)


(『ぬししゃまおきたぁ。』)

(『おはようございます。』)


「ああ、おはよう。」

「お前達のぽわぽわ見ていたら、

 眠ってしまったみたいだね。」


「さて、ポウ、これでいいのかな。」

玉と勾玉を卵の横に置きます。

二つが卵に吸込まれていきます。


(『ああ、有難うございます。この二つは大王様より、

 指定された地を治める時に 渡される、神器です。)


(珠はそこに湖を作り私たちが居を構えるために使います。

 勾玉は剣と成り、邪を払い、流し清める。水流の神剣です。』)


(『どちらも、持てる魔力によって出る力が異なりますが、

 この二つは大王様に御返し しなければ成りません。

 有難うございました。』)


(『ららしゃま、ららしゃま。あたち、

 もう直ぐここから出れそうでしゅ。』)

「えっ?」


ポウが説明してくれます。

(『月が満ちて、体も出来あがってきました。

  後一週間ほどで殻を割る事が出来そうです。』)


「そうか、一週間か、楽しみだね。」

(『は~い、うれちいでちゅ、たのちみでちゅ』)

「はいはい、いい子だ、いい子だね。」


さて、魔力だ、


「そーれ、わっしょい、わっしょい、

 わっしょい、せいや、せいや、

 そいや、そいや・・・・・」


マニがきゃっきゃきゃっきゃ言ってます。


「ポウにも行くよ、小さい波、さわわ~~ん。

 中くらいの波、ざば~~~ん。

 大きい波、どっぱ~~ン・・・・・・・・・」


(『ご主人様の魔力、とっても気持ちがいいんです。』)

「じゃあ、またね。」


(『いってらっしゃいませ~』)


次話:王都の冒険者ギルド

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