294話 古着の買い出し
古着の買い出し-----------
「今日は、これから古着屋さんね。その後、生地屋さん。」
「聞かなかったけど、金物はうれたの?」
モリエールが申し訳なさそうに
<申訳ありません、報告していなかったです。
完売でした。注文も頂きました。>
「じゃあ、その後は金物屋さんと。」
時間が有ったら雑貨屋さんね。
「ダリン、邸宅の場所判る。」
<ああ、問題無い。>
サンサを見ると、
<方向感覚だけはすごいわね、>
<おめえよぉ、だけわ、
はねえだろうが、だけわ、は>
メーカー付けとこ、あと、サンサにもね。
ジミーの家族には付いているわね。
「ダリン、王都の武器屋にでも行っていてもいいよ」
<ほんとか、助かる。>
「夕方6時には邸宅に戻ってね。」
「何、この毛深いおてて。」
<おこじゅかい>
「はい、無駄遣いや喧嘩しちゃだめだよ。
呼ばれても引き取りに行かないからね」
ダリンに銀貨一枚渡します。
<ララ様、甘やかさない方が・・・>
「はい、サンサにも銀貨一枚」
「みんなにも、後で上げるからね。」
子供たちが嬉しそうです。
とかなんとか言っているうちに、
古着屋に着きました。
「先に売り物、買おう。」
はーい、みんな良いご返事です。
「この前と同じくらいで、いいかな?」
『多めに欲しいです。』
モリエールがきっぱり言います。
「前回、沢山売ったから、
今回はそんなに売れないんじゃない?」
『いいえ、前回の話を聞きつけ、
周辺の町からも来ると思います。
しかも大量購入の商人たちが。』
マミーは次回の方が売れるとの予想です。
「分かった、思う様に買って御覧。
お金のことはあまり考えないで自由に買って良いよ。」
「子供たちは、前の方で、気に入って服を選んでいいよ。
ランシーは大丈夫かな。」
デルシーとプリシーが
『私たちが見ます。』と言ってますね。
ロザリとリーラは二人で行動してね。
「サンサ、君も行って良いよ。」
<私にも買って下さるんですか?>
「ああ、いいよ、行っておいで。」
<有難うございま~す!>
みんなにマーカー付けときましょう。
「大人用は男女共に500Kg、子供用は男女共に400Kg。
補修用の生地は100Kg、ですか大体前回の倍ですが、
補修用の生地は100Kgで良いんですか。」
モリエールが金額をメモしながら答えます。
<前回の残りも有りますから。>
金貨2枚小金貨9枚ですか。
「じゃあ、子供たちの所に行ってみましょう。」
「奥さんたちも好きな物選んでいいですよ。」
『<・・・・・・>』遠慮している様です。
「遠慮せずに行ってらっしゃい」
「一人2着、2セットまでね。」
何か、歓声が聞こえたような。
「ケティも行って良いよ。」
『えぇ!!私も良いんですか?』
「メイドの皆には内緒ね。」
『はい!』突撃していきました。
「みんな、売れそうなものが有ったら、仕入れてね。」
離れた所に、気に成る物が有る様です。
「これは、下着ですか。これも売れるんですか?」
マミーが『全ての人が裁縫を出来る訳ではないので、』
それもそうですね。
「下着も仕入れてみましょう。」
「男性と子供男女は100kGずつ、女性用は200kg」
計500Kg,小金貨5枚ですかね。
「さて、みんなは、どうなりましたかな?」
決まった様です。仕入れの品も結構ありそうです。
「じゃあ、会計しましょう。
ご主人~!会計願いま~す。」
<全部で、ええ~い、金貨3枚でいいです。>
「それちょっと、おまけし過ぎじゃない?」
<いいえ、貴方様から、
とても良い金儲けの匂いが致します。>
<今後ともよろしくお願い足します。>
「私は、これから、店も人も増やしていきたいと
思って居ます。宜しくお願いね。」
金貨4枚渡しました。主人がびっくりしています。
「今日はとても良い買い物をしました、お礼です。」
と言うと、渡した金貨をぎゅっと握り、
深々と頭を下げて、有難う御座いました。
只今商品をご用意いたします。
「そのままで構わないよ。
マジックバックが有るからね。」
台に積まれた商品をマジックバックに入れて、
主人に一礼して、店を出ます。
次話:生地屋




