284話 チームサンチェス-革鎧
チームサンチェス-革鎧------------------
拠点の庭に到着しました。
「テレポートが使える者と一緒なら、飛べるからね。
同じ所に行く時は手を繋がないと、出た途端にぶつかって、元の所に
弾き飛ばされる事が有るから気を付けてね。」
(AIマスター、革鎧三人追加、ローブも新装備で追加、
小リック、魔力タンク増強で三個追加)
「此れからお前達に新しい装備を与えます。」
「まず、革鎧。」
「これは。まじっくバック一辺50m付き、」
「マジックバックには魔力タンク大付、 ポーション類回復薬各種50本、
エリクサーやアンチドート、カタルシア、精魔石の粉も入って居る。」
「私のポシェットと繋がっているから、品物の受け渡しが一瞬で出来ます。」
「次、緊急避難用の転移装置。これは、自己や戦闘により、受けた傷が、
生命の危険があると判断された場合、救急病院に強制転送されます。」
「次、緊急用の転移装置、これは、呪文を唱える事無く、
定めた場所、基点に飛ぶことが出来る。」
「使い方は、ケガした、罠にはまった、落ちる、食われる。こんな時、
この赤い所をたたくだけで、基点に飛ぶことが出来る。」
「基点はこの赤いボタンの横に付いているピンを外し、ピン刺す。
それを踏みながら、あるいは押しながら、ピン上のボタンを押す。」
「実際にやってみましょう。サンチェス、この革鎧つけて、触るだけでいいよ。
ピンを抜いて、ピンを刺しながら、ボタン押します。」
100km位離れた所まで移動して。胸のボタンを押します。
サンチェスが消えました。と思ったら、ピンを刺した所に戻ります。
「他の人がボタンを押しても戻りません、本人が押す必要が有ります。
ただし、他の人が、本人の手を持って、その手で押せば飛ばせます。
サンチェス、ピン回収しておいて。」
「次は中で説明するから、みんな、家に入ろう。」
全員ぞろぞろと、家に入ります。
全員をソファーや椅子に座らせ、説明を始めます。
まずは、魔力タンクと精魔石の粉ね。
「魔力タンクの説明からね。
魔力タンクは魔力の出しいれ、自分の魔力をためておく事が出来ます。
溜める時はここに触って溜める、と念じ、出すときは触って出す、と念じます。
戦っている時はポーション飲めないので絶対有利です」
「今、自分の魔力がどれ位残って居るか判りますね。
普通は、夜寝る時に溜めます。今は緊急時なので、違う方法を取ります。
まずマジックバックの中に入って居る精魔石の粉を取り出してください。」
「次に残り10%に成るまで魔力を魔力タンクに移してください。」
「きつそうですね、では、精魔石の粉の蓋を取り、手のひらに一振り載せます。
(吸収)と唱えてください、」みんなビクンとしてます。面白いです。」
「どれ位堪りました。増えた量は?」
「これは沢山使っても満タンん以上には成りません。余った分は消えます。」
「とても貴重な物なので、無駄にしない様に。普段はこんな使い方しませんので。
これの繰り返しで、魔力タンクいっぱいにしてください。」
「始め!」
様子を見ていると、予想通り、
グラディス、スタン、フラン、の魔力量が多い様です。
暫くすると、みんな、タンクが一杯になったみたいですが、疲れていますね。
「ちょっと、休憩、お茶にしましょう。」
ジャルとエンドラ、グラディスが厨房に向います。
さて、お茶をしながら、緊急避難場所を何処にするか、考えていましたが、
やはり今は、分邸、ロバートに厄介に成るしかない様です。
分邸の地下に、救急病院施設を作って解いた方が良さそうですね。
次話:分邸




