塩の販売
塩の販売---------------
〔テレポート〕古着屋の前に到着。
(AIマスター、こっちで塩の入れ物って、どんなの?)
《これでございます。》
ポシェットから取り出すと、100ml位の瓶ですね。
(これ、100こ位送れる?)
《はい、大丈夫です。》
(これで幾らで売られているの?)
(王都で銀貨1枚、こちらでは銀貨1枚と小銀貨5枚位です。
いっぱい詰めて14000デルですか。)
(子瓶を縛る紐と大きな瓶、一斗瓶も送って。)
《承知致しました》
(私用の魔力タンク、有りましたっけ?)
《はい、ご用意できております。》
(装置の大きさと魔力容量は?)
《10㎥、満タン容量の5倍です。》
(それも送って。)これはマジックBOX行だけど、
(ねぇ、マジックBOXの容量大きく成らない。)
《どれ程が宜しいでしょうか。》
(出来るだけ大きく。)
(これは眷属と共有だから、大きい方がいい。)
《承知致しました、特大と同じく一辺1000mに設定いたします。》
(魔力タンクはこっちのマジックBOXに送って。)
《承知致しました。》
AIマスター、との連絡、念話は一瞬で終わります。
「ボス、うち帰ったら?パニエル心配してるよ。」
横向いてます。
意地張って出てきた手前、帰れなくなってますね。
「おはよー。」戸を開けて入っていくと。みんなでお茶してます。
「開店まで、時間が有るね、
商品もずいぶんなくなったから、みんなで、これやって。」
大瓶に塩をたくさん入れます。子瓶とヒモも出して、
「子瓶に大瓶の塩をトントンしながら、いっぱい詰めて。」
「瓶一つ12000デルで売ります。」
「今日最終日の目玉商品にします。
開店時間までに出来ただけの販売に成るからね、頑張って作ってね。」
(AIマスター、のぼり作って、塩、小瓶一つ12000デル。
本日、店頭品限り。売切れ御免。)
《承知致しました。》
のぼりを取り出して、入り口の階段に縛ります。
戻ると、一生懸命に詰めてます。
「縄締めの上手なのは誰?」みんなマミーを指さします。
じゃあ、マミー縄締め専門。」
「モリエール検品やって、
「沢山入っているか、塩があふれてないかを確認して、」
「すぐに蓋が出来る様に、縛れるようにしてあげて。
手が空いたら詰めてね。
マミー、手が痛く成ったらモリエールと交代ね。」
「まだ時間が有るから急がないでいいよ。
余ったら次回に回せばいいんだから。」
「明日一日休んで、明後日、開店時間に王都に行くよ。
みんなで行くよ。ダリンとサンサも護衛で付いてきてね。
大丈夫です。次の日帰って来るから。」
『ええーー!、わぁ~~~!』から『・・・・・』
ダリンが<一泊?王都ってどこだっけ?>
「まぁ、楽しみにしておいて」
取りあえず、今日頑張って、宜しくね。
私、忙しいから帰るね〔テレポート〕
次話:料理チョーと長物。




