スッパマン
スッパマン----------
「では、皆さん、宜しくね、」自室へ〔テレポート〕
「みんな、遅れてごめん、さぁ、バックに入って。
ちゅーパパあんまり時間が掛からないと思うけど、ちょっと待っててね。」
(『はい、お待ちしています。』)
(AIマスター、「ロシナンテを狼車に繋ぎたいんだ、馬具送って。)
《承知致しました。》
チュー達みんなを皆を入れたバックを持って、ロシナンテの所に行きます。
まずは、ロシナンテに乗って、狼たちの所へ。ちゅーの拠点を作ります。
「パニエル、居る?」家から出て来ました。
「個々の天井にちゅー達の拠点を作りたいけど、大丈夫?」
(『出来れば種族は別の方が宜しいかと、』)
「それは思ったけど、
外敵の心配せずに居られるのは狼の傍が一番なんだよね。」
(『それでは、密閉した空間で宜しいのでしたら、ここは如何でしょう』)
案内されたのは、狼の家と見張り台の真ん中位に空いた木の洞、
それも三本同じ様な所に向かい合って空いています。
「チューママ、この三本の木の裏の中と外、
上と下雨漏りしていないか、穴は無いか調べて」
(AIマスター、この洞の中を工事出来るロボットか何か、
アンドロイドでなくてもいいから作れる?)
《承知致しました。》
と、ちゅーママから、問題無いと返事がきました。
ちゅーママからの話から何かわくわく感が感じられます。
「ちゅーママ、自由に改造出来るよ、
個室も付けれるよ、どんなふうに改造したい?」
念話が帰ってきました。
「あははは、すごいね、高層マンション風だね。」
送られてきたロボットを出します。
「なる程、蜘蛛ですね。大工仕事も出来ると、ネットはお手の物。
スパイーダーマン、スーパマン、スッパマンですね。決定です。」
「ちゅーまま、このスッパマンは、大工。
自由にこの空間を作り変える事が出来るから協力して、
自分たちの空間を作ってね。」
「スッパマンは内部の改造と補強、
この3本の木が倒れない様に保全、養育して。」
「スッパマン、三日位で何とかなる?」『承知』
「問題無いようですね」
「じゃあみんな、狼たちの邪魔に成らないようにね。
適当に巣に帰ってね。」
次話:王都直行便




