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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
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マニを眷属に

マニを眷属に----------


「マニ、ぽわぽわ光りますね。起きてます。

 マニ、これから貴方の眷属化を行います。」


「我が名はルビ・ヴラド、親愛の証として名を授ける、

 汝の名はマニ。今後マニと名乗るが良い」


「生涯、お前と共に生き、お前にとって不利益な命令はしない。

 友として一緒に歩んで欲しい。」


『ぽわぽわ、ぽわぽわ』了承してくれましたか。

今までになく、強く光り、光が収まると、卵が少し大きく成った様です。


「ポウと一緒にするのは明日にするね。

 今日はゆっくりお休み。魔力をあげるわ」


疲れたでしょう、ゆっくり上げるね。

ほわ~ン、ほわ~ン。ほわ~ン、ほわ~ン。

ほわ~ン、ほわ~ン。おや、元気に成って来た?。


もっと頂戴と言っている様です。

ぽわわ~ンぽわわ~ん。ぽわわ~ンぽわわ~ん。

ぽわわ~ンぽわわ~ん。ぽっぽわわ~ン、ぽっぽわわ~ン。


起きちゃったかな、喜んでいるのが判ります。

ぽわん、ぽわん。ぽぽわん、ぽぽわわん、ぽぽわわん。

ぽぽっわわん、ぽぽっわわん、ぽぽわわん、ぽぽわん、ぽわん、ぽわん。


しばらくやっていると、ねむくなった様です。

ゆぅ~~~くりゆぅ~~~くり魔力を流して。

寝てしまいました。また明日ね。


ポウの所に戻って、魔力を上げます。

「ポウ、マニと一緒に成るのは、明日ね。 それまで、私の魔力上げるわ。」

ラグジュのロザリオを外して、ポウのロザリオを首に掛けます。


「ラグジュ帰ってこないねぇ、捕まったのかな。助ける方法もないし、

 そうだ、王都の魔法使いの御婆さんに聞いてみようか」

「今度王都に仕入れに行ったときにでも、行ってみましょう。」


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