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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
253/970

スカートの中

スカートの中---------------


バタバタしてると、今度はスカートの中ですか。

レジを通りますけど、スカートの中の物は会計しませんね。


デルシーの念話

(『今会計している、茶色のロングスカートの女、

 スカートの中に商品隠している。』)


(「会計した件数を紙の書いて、サインもらって。

 此方も件数を書いて、デルシーのサインをして、渡して。

 件数に間違いないか、確認させてね。」)『承知致しました。』


ボス経由でサンサに念話

(「今出た、茶色のロングスカートの女、

 スカートの中に衣類隠してる。確保して.」)


(「あっ、熊かあさんが来た。」)手伝ってもらおう。

(「ちょっと、ここ離れるよ。」)〔テレポート〕


「熊かあさん、お願い、あそこでスカートの中に衣類入れて

 お金払わないで持ち出した女の人が居るんだけど、

 人前でスカートめくる訳にも行かないから、場所貸して。」


<いいよ、こっちへ来な。>

「サンサ、連れて来て。」<はいよ、>

テルシー、サインもらった紙持ってきて。


『はい』テルシーから紙を受け取り、

熊かあさんの後を追います。

三人で従業員用の食堂に入ります。


サンサが<スカートの中の物、見せてもらおうか>

女がフンと言ってスカートの下から、衣類を取り出します。


<言っておくけど、これは私が金を出して買ったものだからね>

と開き直っています。


サンサが相手にせず、スカートをめくると、まだ入ってます。

<ずいぶんもっさりしたスカートだと思ったけど、ずいぶん入るね、これ>

サンサがあきれてます。


<どこに仕舞おうと私の勝手、これは買ったものだ>

確かに、ハンガーは外れています。


「貴方が購入したのは、此方の品。4点です。

 レジで4点購入の証書を渡しております。持ってますよね、」


<知らないね、そんなの。>

「ここにあなたがサインした購入証が有ります。」


<私は二回会計してるんだよ、御金払って、もう一回入ったんだ、

 一回目のは間違うからスカートの中に入れたんだ。>

<どうだ、何か言って見な。>


「判りました、サンサ、ギルド長呼んで、悪質だわ」

<えっ、ギルド長来てるんですか、>

サンサがビックリしています「もう直ぐ来るはずです。」


女も驚いています。この驚き方、何か有りますね。

少しすると、<ララ、何かあったのか?>

ギルド長が入ってきましたが、


女を見ると、ニヤリとして、

<ついにお前も年貢の納め時だな。>

「ギルド長、この人をご存知なんですか。」


<ずいぶん長い付き合いだな、現場を押さえられる事も有るが、

 証拠を見せろとか言って、のらりくらりと逃げやがる。>


「スカートの中にこれを隠して店を出たんですが、

 一回目に買った物を仕舞っていただけだと、二回目に入店して、

 代金を払って外に出たら捕まったと、行っているんです」


<いつもの手だな>

「仕方がないですね、此方のスカートの中から出てきた物は、

店の外で入れたんですね。」


<当たり前じゃない。>

「じゃあ、ギルド長、これを見てください。」


ギルド長に店内で、商品のハンガーを外し、

スカートの中に入れている動画を送ります。


「これは決定的だな。ララ、こいつにも見せてやりな。」

女のおでこに指を当てて、画像転送。

<どこで作ったか知らないけど、こんな物信用できる訳ないじゃない>


これは駄目ですね。使いたくありませんでしたが、

〔魔眼〕私とギルド長には嘘を行ってはいけません。いいですね。<はい>。

この商品は、貴方が盗んだ物ですね。<はい>、


「ギルド長、連れてってください。

 余罪もきっと正直に話してくれると思います。」

少し怒ってます。


<お前、何をした?>

「ギルド長に対して嘘を言えなくしただけです。」



次話:お昼

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