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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
252/969

開店

開店------------------------


店外放送です、メガホンを構えて

「みなさん、朝早くからのご来店、真に有難うございます。」


「入店された方は、ダリンが渡す籠を持って、

 その中に買いたい物を入れ、レジ、代金を払う所にお並び下さい。

 赤いのぼりが立っている所です。」


「籠は売り物でも、プレゼントでもありません。

持ち帰らないでください。]


「大きな布、風呂敷をおひとり様

 1枚小銀貨3枚で購入できます。ご利用下さい。」


「店内、人が多い為、混乱します。入店制限します。

 ダリンの指示に従ってください。」


「それでは開店します。」

「熊さんの洋品店へようこそ!」


大きな混乱もなく人が店の中に流れてゆきます。

女性は衣類に、男性は、金物に興味がある様です。

開店から一時間、みんな仕事に慣れてきた頃です。


居ますね、挙動不審者が、ボスに念話、映像を送ります。

ボスがダリンとサンサに念話、映像を転送。


<うぉ、これは、男がバックに包丁入れているのが

 見えるぜ。こんなの初めてだ。>

<すごいね、でもわかりやすいよ。>


<あいつは俺が抑える、><補助するよ。>

レジを通らず、外に出た男に、

<旦那さん、そのバックの中、見せてもらえるかな。>


<うるせぇ、お前に見せる義理はねぇ。>

立ち去ろうとするので、肩を掴むと、振向きざまに、

盗った包丁を振るいます。


この程度の事はやると分かって居るので、

簡単にいなして、取り押さえます。

店の裏に連れて行って、馬立に縛っておきます。


「リーラ、お使いお願い。ギルドに度に行って、

 泥棒捕まえたから、来てほしいって言って来て。」

<はい、行ってきます。>


次話:スカートの中

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