用心棒
☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,少しペースダウンします。☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,
3/1より
平日(月~金)は一日2話更新。
土、日、祭は3話更新致します。
少し息切れしてきました。
hamham☆彡
用心棒------------------
ギルドに飛び込み。
バーの所でしゃべっていたギルド長を捕まえます。
「ギルド長、お願い、信用できる冒険者男女2名、緊急依頼で雇いたい。」
「お金払わないで商品持ち出した人を捕まえるの。」
「いくら払えばいい?一人銀貨1枚でいい?剣は抜かない仕事だよ。」
『ララか、ちょうどいいゃ、ダリンとサンサお前達、仕事だ。
立っているだけで一日銀貨1枚』
思わず見とれました、二人に耳が生えてました。しっぽも有ります。
「狼人ですか?恰好いいですね。」
ダリンが仏頂面で
<恰好いいかどうかは知らねえが狼人に間違いない。>
「取りあえず、今日一日、お願い致します。」
サンサが嬉しそうな顔で
<ん?取りあえずと言うのは、明日も有るかも、って事かな。>
「はい、混雑しそうな予感はするのですが、
始まって見ない事には、どうなるか判りません。」
<いいよ、その時はまた相談しよう。>
「有難うございます。ふふふふふ。」
<気に成るな、その意味ありげな笑い>
「いえ、とっても楽しそうな事が起きる予感です。」
<お~い、ララ、此処にサインして行け>
ギルド長が呼んでます。
「はーい。」
<手数料入れた代金は、銀貨二枚と小銀貨5枚>
「はい、これね。」
受付カウンターの上に代金を置いて、サインをします。
「ねぇ、ギルド長、狼人と狼は中が悪い?」
<そんなことないぞ、あっ!番犬が居たな>
「大丈夫です、犬ですから。」
<あー・・・問題が起きたという話は聞いてないが・・・>
<ララ、何とかしろよ。>
「ギルド長有難うございます」
二人を連れて、店の前に行くと、ボスがお座りをしてこちらを見ています。
「ボス、この人たちが今日、
お前と一緒にお店の警備をする人たちだ、宜しく頼みます。」
<うっ、念話を寄こしたのは、お前か、分かって居る。
お前との上下関係は無い、お互いの仕事をするだけだ。>
<ララ、こいつは、うっ、何、分かって居る、そんなつもりはない。>
<ダリン、どうしたのよ。>
サンサが何やってのょ。的に問いかけます。
<こいつが念話を寄こしたんだ、
ララ、いや、ララ様はこいつのご主人だから、
目に余る不敬は許さんと来たんだ。>
<そうだね、この子、とんでもなく強いよ、私ら二人でもかなわない。>
<すごくいい男だねぇ。>
「サンサ、ボスには奥さんが沢山居るから駄目だよ。」
<こいつは、なにもんだぁ。群れのボスだぁ。
なんでこんなのがここに居る?>
「ボスは私の犬だよ。」
首に抱き着いて
「可愛いんだ。」
<うわぁ。危なくは無いのか、ご、ご主人様か、
ララ、いや、ララ様、あんた何もんだ?>
「私は領主さまのお屋敷のメイドだよ。」
<ちげぇ、ぜってぇ、ちげぇ。もっとすげぇクマ並みの・・・>
「熊も居るよ、ベリアって言うの。小熊も3匹、今度遊びに来てよ。」
ダリンがしゃがんで頭抱えてます。
<ほらしっかりしな、足りない頭で考えても無駄だから。
ララちゃんはララちゃんなんだから、
何も考えないでいいから、仕事するよ>
「やっぱり女の人の方が強いのかな」
ボスの顔を見ると、背けられれました。
次話:レジスター
☆¨*:♦.,☆¨*:♦., ララの魔法 ☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,
魔法は自分の魔力をイメージで変化させるとの概念から、
発動呪文は魔法を確実にイメージできるなら、こだわる必要は無い。
詠唱は魔法を確実にイメージする為に魔力に働きかける言霊です。
一般的では無い魔法の発動をしている所を時々後書きで記入します。
〔ラ〕:ライトアローの無詠唱発動呪文
〔転〕:転移魔法ですが、腕の太さ程のショートカットホールを作ります。
これとライトアローを合わせる事で、間近で撃つと同じ事に成り、
100発100中に成ります。ホールは移動が可能、
〔転〕〔ラ〕〔ラ〕〔ラ〕:転送ホールを動かす事で100発100中の機関銃と成ります。
〔ラ散Ten〕:ライトアローを散弾の様に一度に10発出す発動呪文です。
ライトアロー一発の10倍の魔力消費。
〔ピチョーン〕:探査魔法。自分の魔力を薄く水面に落とした一滴の様に波紋を広げる。
当たって帰って来た魔力を読む。沢山の人、魔物を一度に探査できる。
慣れれば個人の特定も出来る。




