迷子のベリアン
迷子のベリアン---------------
もう20時ですからそろそろ帰らねばなりませんね。〔テレポート〕
狼たちの所へ行きます。リリも居ませんね。
〔マーカー確認〕
おや、離れた所に居ます、子犬と一緒ですね。
〔テレポート〕
「ルビ様、帰る時間ですよ。」『もう少し、』
「いけません、帰ります。」
『まだ時間が有るよ、7時に帰っても間に合うよ。』
「私かリリ姉が帰ると言ったら帰る時間です。」
『だって~ぇ』
「言う事を聞きますか。それともここへはもう来ませんか?」
『しょうがない、帰ります。』
『みんな帰るから戻っておいで~。』
ベリアンが帰って来ません
「迷子に成った様です、探しますよ。」
『え~魔法で探してぇ。』
「魔法は最後の手段です、
ルビ様とリリ姉わ向こう側、私はこちら側を探します。」
カラスにベリアンの安全は確認させて有ります。
「ルビ様、そろそろ見つけてくださいますでしょうかねぇ」
「キャンキャン言ってます。見つけた様ですね。
他の子犬は。お母さんの所に帰っています。」
ルビ様が、ベリアンを見つけて帰ってきました。
『ララ、居たよ。』
ベリアンに向って、
「ルビ様が見つけて下さって良かったね。」
『ワウ、ワン、キャン』
「おやおや、みんなとはぐれて不安で寂しくて泣きそうになった時に、
ルビ様に見つけて頂けて、とても嬉しかったと言っておりますよ。」
ルビ様がベリアンに顔をこすりつけて、
『私も心配したんだよ、見つけた時はうれしかったよ。』
「さて。帰りましょう。他の子はもうお母さんの所ですよ。」
『いけない、時間が』「慌てずに、行きます。」
「急ぐと転んで怪我しますよ。」
ベリアンを母親に預けて、
ルビ様とリリ姉はロシナンテに乗って帰ります。〔テレポート〕
私は自前で〔テレポート〕ルビ様が、さっさと館に入ろうとします。
リリ姉が慌てて〔クリーン〕〔クリーン〕。
お部屋に帰ってお着換えです。
私はマニの所に行きます。
寝てますね。孵卵器に横に座ってゆっくり少しずつ魔力を流します。
最初は優しいリズムを付けて流してみます。
ゆっくり、ゆっくり、ちょっと間をおいてリズムを付けます。
ゆっくり少し強く短くとんとんとん。
ゆぅ~~~くり、ゆぅ~~~くり、と~~ん、と~~ん。
面白がっている波動が来ます。可愛いですね。
少しテンポを上げましょう。
とんとんとん、強くととん、ととん、
小さくトットコトん、トットコトん、とことことん、とことことん。
と~~ん、と~~ん、とんとんとん、
きゃっきゃ、きゃっきゃ言っている様な波動が来ます。
赤ちゃんと同じですね。可愛いです。
何回か繰り返しているうちに、あっ眠そうです。
ゆぅ~~~くりゆぅ~~~くり魔力を流して。
寝てしまいました。また後でね。
次話:領主さまの誤解




