隠密ちゅー隊結成
隠密ちゅー隊結成-------------------
少し休みます。思った以上に魔力無くなってます。
でも、ポーションで大丈夫でしょう。一本飲んで、休みます。
「 ちゅー子C、午後1時に起こして。
起きたら、ちゅー達みんなと出かけるから集めておいて。」
お休みグ~。
『ルビ様。お時間です』
「うにゃー出かけるぅぅ・・・。
ちょっときついかも。ポーションもう一本。」
ちゅーママとちゅー子Cちゅー子A残って、チビ達が心配だから。
残ってもらった子には後から対応するよ。
みんな、カバンに入って。ロシナンテの所に向います。
「ロシナンテネズミ達沢山乗ってるけど、飛べる?
(『軽いです。』)問題無いんだ、
制限は命の数ではなく、重さかな?」
馬車を引いたら駄目かな。後で検証しよう。
「狼の所へ行って。」〔テレポート〕。
「カラスとクマも、みんな狼の所に集まって。」
狼と家の前の台にちゅー達と革鎧を出して、
ちゅー達に革鎧を装着させます。
「さぁみんな、これに触れてちょっと魔力を流して。」
皆装着されました、今回のはフード付きです。
ん?「アイマスク?アイキャップ?ゴーグルですね。凝ってますねぇ。
おや、ドラえもんポッケに名前が出てますね。子Aや太Aですね。」
「さて、革鎧の説明からするね。
これを装着する事で、良い事が沢山有ります」
「まず、一つ目は防御、猫の爪は勿論、矢も通りません。」
「二つ目はマジックBOX付いてます。
お弁当や簡易トイレ等が結構沢山入ります。
ここ、おなかの所ね。これは便宜的に(どらポッケ)と言います。」
「三つ目、これがメインです。魔力タンクが付いてます。
夜寝る時など、もう魔力を使わないと分かって居る時に、溜めておけます。
「引き出す方法は、ここに付いてますプレートに手で触れてください。
この時、引き出しとか、戻れとか思いながら触れる事。」
「溜める時は、同じく触れて、溜めるとか貯金とか思ってください。
これは他の者には使えません。」
「したがって、この革鎧は、個人専用に成ります。
〔ライトアロー〕を沢山使う時に絶対必要に成ります。
上手く使えば猫の集団も倒せるかもしれません。」
「次は新装備です。腕を見てください、何か付いてますね。
これを向うの杭に向けて、手首を下げて、発射と念じてください。」
((・・・((プ))・・・))何か出たでしょう。」
「これは麻痺毒が入った針です。人間位なら30分位動けません。
両手に付いています。単発ですが、打ち終わったら、ポケットに手を入れて、
装着と念じます。これでまた打てます。50発位入って居ると思います。」
「次、隠密に関する装備です。」
「今、ちゅー達が持って居る緊急退避、巣にテレポートで一瞬にして帰る方法。」
「これが、私くらいの能力を持つ魔族ならば追跡できるんです。
つまり、巣がばれるんです。」
「なので、此処の赤いボタンに触れて魔力を流すと。
設定した場所に戻る事が出来、追跡も出来ません。」
「地点登録は、ボタンの横の茶色のピンを登録する所に刺し、
そのピンに触れながら、赤いボタンを押します。」
「変更する時は、変更する場所にピンを刺し直して、
ピンに触れながら赤いボタンを押します。」
「次、沢山あるけど、命に係わる事だから聞いてね、
魔力と音の拡散防止装置これは自分の魔力と音、
心臓の音とかね、これが外に出ない様にします。」
「ただし、これを切らないと、魔法が使えません。
なのでON,OFF機能付きです。胸の左に付いているスライドです。
赤の時は魔法が使えません。青の時は魔法が使えます。」
「任務中は赤表示しておくのが安全です。
非常時には腕のニードルガンが有りますから、
OFFにする時間位は稼げると思います。」
「次、探査の魔力と音を吸収するステルス機能、
探査魔法等を使う者は魔力を薄く広げてぶつかって、
跳ね返って来た魔力を感じて判断します。」
「ですから。その魔力を反射しない様にすれば見つかりません。
これは反射しないで吸収、吸い込んでしまうため、
見つからなくするものです。常時ONにします。スイッチはポケットの中です。」
「最期です。探査魔法探知装置。
これは、誰かが探査魔法を使ったと言う事が判る装置です。」
「この警報が来た時は、安全な所にゆっくり避難するか、
緊急退避ボタンをすぐ押せるようにしてください。」
「ちょっとでもおかしいと思ったら、すぐ退避する事、
これが鉄則です生きて帰って、情報を渡すのがあなた方の仕事です。
皆で話し合いながら、じっくりと装備の確認をしてください。」
次話:チューのライトアロー




