カラス飛行大隊結成
カラス飛行大隊結成----------------------
ルビちゃんの朝食が終わって。
奥様の所へは、
カラスや狼の様子を見て来ると言う事で、パスさせて頂きました。
今は、10時半位いですか、
カラスの所に行って使い魔の追加に付いて、聞いて来ましょう。
〔テレポート〕
「カポネ~、メイ~居る~。」
『ララ様、御用ですか』
「うん、以前言っておいた、使い魔の追加の件、人選(鳥選)出来た?。」
『はい、12羽に成りましたが、宜しかったでしょうか。』
「構わない、最終目標は群れの半分は使い魔にしたい。」
「残りは、群れの管理が有るからね、でも、飛行隊だけではなく、
食糧管理、保育、の者たちの中から使い魔にしてもいいよ。」
「では、この食料置き場の所に集まろうか。雄と雌に分かれてね。」
カポネが『野郎どもあつまれぃ!!』
ザザーと言う音と共にカラスが集まります。
「カポネ、♂8羽、♀4羽で間違いないね。」『はい』
(AIマスター、カラス用の革鎧とゴーグル、12こお願い。)
《承知致しました。》
「ではこれから、名づけを行います。
これは私と魂の契約を行う、決して私を裏切る事は出来ない。」
「私が不適と判断した者は死を持って償って頂きます。
同意できない者は飛び去りなさい。」
「我が名はルビ・ヴラド、親愛の証としてそれぞれに名を授ける、
ラッキ・アーノ・ジョン・ニッテ・フレッド・リース・ニト・リオ・
メリア・ジョセ・フイン・コリン。
今後それぞれの名を名乗るが良い」
うっ!魔力ごっそり持っていかれた。さすがに12羽はつらい。
でも、だいぶ魔力量が上がっているみたい、少し前なら出来なかったね。
12羽が淡く光り、少し大きくなった?。
光が落ち着くと少し前に出て頭を下げ、翼をを胸に当てた。
皆、顔を上げ、
(『ラッキ・アーノ・ジョン・ニッテ・フレッド・リース・ニト・リオ・
メリア・ジョセ・フイン・コリン。』)
それぞれ名を告げ、念話をそろえ
(『私たちは授けられた名を使い、
ご主人様の親愛の情を裏切らない事を誓います。』)
何か感動する。
「さて、お前たちの基本能力だけど、私と同じ、
不老、超再生、念話、感覚共有が与えられました。」
「つまり、年を取らない、けがはすぐ治るけど死ぬ事はある。
遠くに離れていても眷属同士の会話が可能。
お前達が見た物を私もみる事が出来る。と言う事です。」
「君たちの最優先事項はルビ様を守る事、
私がここに居るのもそのためです。この能力を持ち、
自分が何をしなければ成らないかをよく考え、指揮官に従う様に」
「次に君たちに私の権能の一部の
武器を与える、〔ライトアロー〕と言う。見たことは有るだろう。
「この先の朽木を見ていなさい」〔ライトアロー〕
指先から光が出て、朽木を貫きます。
「この様に、光の矢を飛ばします。」
「カポネ、やってみて。」
カポネが2m程飛び上がり、〔カッ!〕
先ほどの朽木に穴を開けます。
「イメージは掴めたかな?
じゃあ、6羽ずつやってみよう。」
「ラッキ・アーノ・ジョン・ニッテ・フレッド・リース
羽先でも爪先でもいいから私に触れて。魔力を口に集めて、
〔ライトアロー〕と念じるのですよ、では、1.2.3〔ライトアロー〕」
6本の矢が朽木を貫きます。
では私から離れて、自分だけで、やってみましょう。
行きますよ、1.2.3」『・・・』同じく6本の矢が飛んで行きました。
「次は残り6羽、私に触れて。
魔力を口に集めて、〔ライトアロー〕と念じるのですよ、
では、1.2.3〔ライトアロー〕」6本の矢が朽木を貫きます。」
次は私から離れて、行きますよ、1.2.3」
『・・・』同じく6本の矢が飛んで行きました。
みんな優秀ですね、それでは次の段階。短縮無詠唱。
〔ライトアロー〕ではなく、〔カッ〕で出してみましょう。
最初の6羽、私に触れて。
行きますよ、1.2.3〔カッ〕、6本の矢が飛んで行きました。
同じく、二発連続〔カッ〕〔カッ〕で行きます。
1.2.3〔カッ〕〔カッ〕、6本の矢が二連続で飛んで行きました。良し。
次の班。同じく皆
連続が出来る様に成りました。
「では一旦巣に戻ります。みんなさっきの所に集合。うぅ、結構疲れた。」
台の上に、革鎧とゴーグルを12個置きます。
これの使い方は、部隊長が教えてくれます。
「カポネ、後はたのみましたよ。」
『はっ。おまかせください。』
自分の部屋に帰ります。〔テレポート〕
次話:隠密ちゅー隊結成




