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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
231/968

食堂でお片付け

食堂でお片付け--------------------


『ララ様、8時です。』最近は、ちゅー子Cが

モーニングチューチューしてくれます。


「はにゃへにゃにゃ」ビックリで腰を起こしましたが、

そのまま仰向けにバタン。

「う~ぅ。何か、毎日きついなぁ。」〔クリーン〕。髪を直して。身繕いして。


たまには朝ごはん食べに行ってみようと、食堂に行くと、

「おはよ~?????」スプーンが飛び回ってます。


見回すと、パトラが逃げる所です。

〔テレポート〕「パトラ、逃がさないよ。」


『きゃぁ、伝説のララの怖い顔!!!』

「なんだそれ、なんだそれ~~~。!」

アトラの叫びにびっくりしている間ににげられた。


仕方がない、「みんな、食堂でやらないでーー!!」

大きな声で止めます。

「自分の部屋でやって、、自分の部屋で!」


『ララ!!原因はお前か!!』

「きゃ~~、猛獣がでた~~!」

首根っこ掴まれます。死んだふり、ブラ~~ン。


みんな慌てて退散、そして誰もいなくなった。チャんチャン。

『お前が後片付けするんだな!!』

「それは強制労働でしょうか」


『おぅおぅ。鎖でつなごうか。ん!』

「私はラビ様・・・」『リリが居る』

「奥様に・・」『パトラが居る』


一歩づつ近寄ってきます。

ここで蛇娘を出すと本当の藪蛇に成りますので、こらえます。

「お掃除しましょうルンルンるんっと。」


掃除が終わって、スプーンを集めて洗い場に持って行くと、

『そのスプーン誰が洗うのかなぁ』


「良いスプーンですねぇ。私が洗わせて頂きます。」

「初めての朝食はスプーン洗い、ルンルンるんっと」


「ララ、これ食っていけ」料理長が何か出してくれました。

「この前のヌームのステーキ」

「きゃ~。料理長ステーキ」


『無理やりダジャレにすんな、さっさと食え。』

「いただっきまーす」

「元気もりもり、朝からステーキ!!」


すごい勢いで食べます。

最後にスープをお皿を持ってザーと流します。

「何、このスープ、やたら美味しい。」


「料理長、このスープ・・・」

『さすがだな、分かったか。』


「イグアナですか、

こんなに上品なスープに成るんですね。またとってきます。」

『おう、森の奥だ、気をつけてな。』


ステーキとスープのスペシャル朝食を頂いたので、

みんなとご飯の所に並ぶ必要は有りません、ごちそうさまでした。

マニの所に行きます。〔テレポート〕


「おはようマニ。さて、朝ごはんだよ。」ゆっくり魔力を流します。

今日は少し優しいリズムを付けて流してみます。

ゆくり、ゆっくり、ちょっと間をおいてゆっくり少し強く短くとんとんとん。


ゆぅ~~~くり、ゆぅ~~~くり、と~~ん、と~~ん。

面白がっている波動が来ます。可愛いですね。


少しテンポ上げようか、とんとんとん、強くととん、ととん、

小さくトットコトん、トットコトん、とことことん、とことことん。

と~~ん、と~~ん、とんとんとん。


きゃっきゃきゃっきゃと言っている様な波動が来ます。

赤ちゃんと同じですね。可愛いです。その内に、あっ眠そうです。

ゆぅ~~~くりゆぅ~~~くり魔力を流して。


寝てしまいました。また後でね。

お布団が有れば掛けてあげたのに。残念です。


次話:カラス飛行大隊結成

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