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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
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ネズミの革鎧

ネズミの革鎧--------------


ちゅー達の情報収集能力をもっと生かしたいな。

屋敷の中はもう問題無いと考えてもいいだろうね。

一番欲しいのは王都の子爵の所だけど、安全が確認出来ない。


魔力探査で感知されるのは駄目だろうな。

とすると、ちゅー達は出来ない事に成るが・・・。

ネズミはどこにも居るね。緊急退避に関する魔力拡散か、


(AIマスター、私と同じ探査能力は魔族たちの中ではどれ位か判る?

《魔族の中でも最上位、王族クラスかと。》

 そのクラスの魔族たちに、ちゅー達が怪しまれない方法は有る?


《はい、ルビ様に付けたような魔力吸収装置が有れば可能です。》

「その魔力吸収装置を付けた状態で緊急退避は可能?」


《自分で魔法の発動は出来ませんが、

 薄い革鎧を着せてそれに緊急退避能力をつければ、

 緊急時にスイッチを入れる事で可能です。》


「緊急退避の距離と条件、

今みたいに大きな拠点設定が必要とか、

マーカーでいいとか後、発動した事が感知されない様には出来る?」


《距離は王都でしたら端から端に転移可能です、拠点はマーカーでOK,

 魔力吸収が使えますので感知されないと考えます。》


「魔族が使う探査も私と同じ方法ですか?

 弱い魔力を放出して、反射を感じている?」


《その他は考えられません。

 自身の結界内の入った物を感知する方法も結局、

 自分の魔力放出を行う訳ですから、同じ事と言えます。》


「その探査を相手に気付かれずに察知する方法は有る?

 それと、その探査魔力を完全吸収する方法は?」


《最初の質問はのお答えは、有ります。

 後の質問の答えは、出来ます。です》


「あと、音の探知はどれ位の性能が有りますか?心臓の音とか。」

《音に関しましても、魔力と同じように吸収、拡散防止が可能ですので、

 音の感知に特化した魔法や魔族でも不可能でしょう。》


「では、まず、ちゅー達用の革鎧を造る。持たせる機能、緊急退避魔力吸収型、

 魔力と音の拡散防止装置ON,OFF可能、探査魔法探知装置、

 探査の魔力と音を吸収するステルス機能。マジックポシェット中」


「こんなに沢山の機能つけて大丈夫?」

「これでも、猫や蛇に襲われる可能性はあるんだよね。」


《大げさな機能では無いので、大丈夫です。

 動物対策に圧縮空気のニードルガン付けますか。》

「付けて欲しい。何発撃てる?」


《腕装着のマイクロタイプで単発ですが、

マジックポシェットに手を入れると自動装着できる様にします。

弾は麻痺タイプで、人間でも30分は動けません。》


「すごい事に成る、弾を毒殺タイプにして、

 テレポートを教えたら、無敵だね。やらないけど!」

「マジックポシェットの位置はお腹、ドラえもんタイプだね」


「こども生まれたから、沢山作っておいて、」

《承知致しました。.》


明日、ちゅー達に〔ライトアロー〕と〔テレポート〕教えよう。


今日はもう寝ましょう。

〔クリーン〕、お着換えして顔洗って歯を磨いて。

お休みなさい。


次話:食堂でお片付け

☆¨*:♦.,☆¨*:♦., ララの魔法 ☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,


魔法は自分の魔力をイメージで変化させるとの概念から、

発動呪文は魔法を確実にイメージできるなら、こだわる必要は無い。

詠唱は魔法を確実にイメージする為に魔力に働きかける言霊です。


一般的では無い魔法の発動をしている所を時々後書きで記入します。


〔ラ〕:ライトアローの無詠唱発動呪文


〔転〕:転移魔法ですが、腕の太さ程のショートカットホールを作ります。

    これとライトアローを合わせる事で、間近で撃つと同じ事に成り、

    100発100中に成ります。ホールは移動が可能、


〔転〕〔ラ〕〔ラ〕〔ラ〕:転送ホールを動かす事で100発100中の機関銃と成ります。


〔ラ散Ten〕:ライトアローを散弾の様に一度に10発出す発動呪文です。

       ライトアロー一発の10倍の魔力消費。


〔ピチョーン〕:探査魔法。自分の魔力を薄く水面に落とした一滴の様に波紋を広げる。

        当たって帰って来た魔力を読む。沢山の人、魔物を一度に探査できる。

        慣れれば個人の特定も出来る。


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