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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
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目覚め

目覚め-----------4/13


目がさめた。保護液が抜かれ顔が出ていた。力が抜けていたので、

ポッドの中に設置してある網ですくわれ、治療代の上に載せられる。

ナースアンドロイドに握っていた神核を渡し貴重品だからと念をおして預けた。


綺麗にしてもらって、服を着せられた。これ、メイド服じゃないの??

質問しようと思ったら、最高のタイミングで、

《マスターお帰りなさいませ。問題有りませんでしたでしょうか?》


お前逐一モニターで確認出来ているよね、途中で止めて注文付けてきたし。

「ポッドに入ってから何日が過ぎました?」

《14日です。》


「体だるいから、少し休ませて。」《承知致しました。》

メイド達に寝室、(私の部屋の隣に作ったみたい。)に案内され、

ぱっと着替えさせられて、布団の中に。グゥ~~~。


二時間ほど寝たのでしょうか、目が覚めると少し元気出ました。

少しお腹減ってます。メイドを呼んで「ご飯食べてから動く事にするよ。」

と伝えると、着替えさせられて食堂へ。何でメイド服?。


ご飯を食べて、ゆっくりお茶をして。活動開始です。

まずは、AIマスター、を呼んで、ポッドには入っている間の報告を聞きます。


「予定どうりですか、此方で確認した進行状況はどうなっています?」

《はい、母上様を見つけた所で一旦停止いしております。》

「問題なさそうだな、神界での会話はどうでした?」


《神界に行く設定はありませんが??》

《飛行機事故から、お母様の所へ行くように設定されております。》

「え?どうして!?。そこに、神界の設定は無いのですか?」


《はい、当初より設定されておりません。》

「くっ!。これは何かありますね。

 神が隠匿したい、と言う事でしょうね。」


「判りました。この件は良いです。

 私が持って居る情報とすり合わせをしたいのですが、宜しいですか?」

《はい、判りました。水晶玉を持ってきます。》


水晶玉に手を載せて魔力を流すと。神界で確認した情報が開示される。

「さて、これが此方の世界に来た時に持っている、属性、スキル等の情報です」

「重要な所でAIが持って居る情報と齟齬が有りますか?」


AIマスターが目を丸くしています。

《全く別物と言って良い位に強化されています。》


「色々と検証しなければ成らない事も多いので、

 AIでも検証プログラムを組んでおいてください。」


「今までどの様に私をサポートして来たかは判りませんが、

 今後は色々やって頂きますのでお願いしますね。」

「さて、私は子狐の所に行きます。」


「さっき預けた神格、結晶を出してください。」

出された2つの結晶の内、赤い方をつかんで子狐の方に向かった。

なぜか、これが子狐の物だとわかった。


次話:子狐

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