卵
☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,本日4話更新します☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,
本日は、短編を含むため、4話更新いたします。
卵--------------
「料理長、昨日ごめんねー、牛大丈夫だった?」
『なんとかな、狼の餌の内臓、そこにあるぞ。』
「粋が少し下がったけどまだ大丈夫だね。」
「料理長、ここちょっと貸して。直ぐ終わるから。」
『何やんだ?』「見ない方がいいよ。」
にゃりと悪い顔をします。料理長がスッと引っ込みます。
理解したようです。カーテンを引いて蛇娘を出します。
「卵、何処だろ」お腹を触っていると。
「あっ、此処ですね。」以前作ったナイフを取り出し、革をだけを切ります。
慎重に内革を切り、卵を取り出します。
「う~ん、大丈夫?、魔力を注いでみます。」
「あっ、生きてる、」蛇娘をしまって、卵を抱えて、
「料理長、ありがとね~。」自室に〔テレポート〕
「アッ、駄目だこれ、ちゅー達が恐がる」
「メイド長の部屋の前へ」〔テレポート〕ノックをして、「ララです。」
ドアが開いて、≪どうしたのですか?≫
「申し訳ありません、おいているお部屋、何日か借りれないでしょうか。」
≪???≫理由を言わずに頭を下げ、「お願いします。」
≪判りました。あなたの隣が空いてますね、そこをお使いなさい。
あそこは、リリが担当しているのかしら?
私から部屋に入らない様に言っておくわ≫
「有難うございます。」
(AIマスター、孵卵器頂戴、この子を孵すの。)
《承知致しました。》
借りた部屋に入り、孵卵器にセット、
スイッチを入れて魔力をゆっくり、注ぎます。
「私の魔力の総量が少し増えてるみたい。
何処まで注げばいいなだろぅ。卵に聞いてみましょう。
お腹いっぱいに成ったら教えてね」
この間に、クマと狼のトイレに付いてAIマスター、とお話しましょうか。
(AIマスター、熊と狼のトイレだけど、何にかいい方法ある?
希望は水洗、肥料にリサイクル。)
《承知致しました。》
《水タンクは裏の山の中腹に、狼のトイレは中心の三本木の傍、左右二か所。
一か所で一度に多数出来る様にします。子犬が流れて行かない様にします。
熊は室内から行ける様にします。》
《汚水は貯留槽を作り上澄みは浄化してタンクに戻します。
沈殿物がたまったら、適度に脱水し、草と混ぜて、発酵、堆肥にします。
配管は地下、貯留槽は蓋をして、落ちない様にします。》
《工事は明日からで良いですか》(お願いします。)
「ボスとベリア、明日からトイレの工事が始まるから、
邪魔に成らない様にしてね。」
「私は、この子を孵して、オーガの対応も考えなきゃ。兵隊にしょうかな。」
「おや、卵が光ってる。もう孵るの?」光が落ち着きました。
「ああ、おなか一杯って言う事ね。」
「じゃあ、今度は明日の朝でいいかな?」返事する訳無いか「ゆっくりお休み。」
自室に戻ると、ちゅー達、何かワタワタしてます。
もしかしたら、蛇の匂い〔クリーン〕も一回〔クリーン〕。
大丈夫かな?「大丈夫?」ちゅー達みんな頷きます。
真っ黒な瞳、口元、正面から見ると下唇有るんです。知ってます?
次話:子ネズミ誕生
☆¨*:♦.,☆¨*:♦., あとがき ☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,
「」の形により、誰が発した言葉なのかをある程度特定出来る様にしました。
下記をご参考にしてください。
-------------------記------------------------
「」 :ルビ・ヴラド(ララ)
《》 :AIマスター
『』 :眷属/身内/アンドロイド
<> :人
() :心の声/念話・
〖〗 :人外/妖精/神
【】 :魔物/悪魔
〔〕 :魔法発動呪文




