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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
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ルビ用魔力一時保管ペンダント

あっという間に着きました、お馬に任せて御者台の上でず~と寝てました。

お腹いっぱいだし、ぽかぽか陽気で眠く成りますよ、ほんと。


さて、ご主人様に挨拶しましたし、お昼が終わってますね、

奥様の所に行って・・・。

いやその前に。自室に戻って、AIマスターと協議です。


(AIマスター、ルビ様の魔力を抑える方法。)


《はい、ララ様、ルビ様の体に無理が無く、魔力を抑えるには、

 魔力を発しない様にするのではなく、発した魔力が効果を成さない、

 発動しなく成るのが宜しいかと思います。》


「それは、発した魔力を吸い取ると言う事かな?魔法を壊すのかな?」

《壊すのよりは、魔力を吸い取った方が簡単ですので此方で行きます。》

「ルビ様はまだ小さい、じゃらじゃら装飾品をつける訳にも行かないよ。」


《一番良いのは精霊石のペンダントですね。》

「あのペンダントは、多少は溜めれると思うけど、すぐ満杯に成るよ。」

《あのペンダントを一時保管、もうひとつ、魔力タンクを造れば良いのです。》


「ん、レミか。」

《はい、そのルビちゃんの魔力を使えれば、あの熊も多少は役に立つかと》

「ん?。今ちらっと、反感が感じられたが」


《気のせいでございます》

「お前もずいぶん人間臭いね。誰に作られたんだろ?」


「それはさておき、まず、一時保管の精霊ペンダント、

 今、ルビちゃんの持って居る物を。AIマスター、に預けて改造するの?」


《いいえ、ララ様の魔力が無いと出来ませんので、一緒に行います。》

「奥様の部屋でもできるね。」

《はい、問題ありません。》


《二次保管の魔力タンクはポシェットに入れて、レミに持たせます。》

「このポシェットの中の魔力タンクの大きさと容量は?」

《大きさは取りあえず、一辺10mで考えております。』


「ペンダントには何日分貯まるのかな?」

《ルビ様の魔力総量が判りませんが、おそらく一週間分程度と予想しています。》

「まぁ、溢れても、今の状態な訳だから、慌てる事は無いだろうけどね、」


「蓄積具合はAIマスターが管理しているんだね。」

《はい、監視しております。》


「ルビちゃんのペンダントからも、レミの持つ魔力タンクからも

 私の魔力タンクに移行可能にして置いてね。」

《承知致しました。》


「後、レミの持つポシェットの容量は、大き目で頼みます。

 このレミの持つ魔力タンクの入出力はどうなります?

 直接ペンダントに触れる必要が有る?鎖で入出力する?入出力の時間は?」


《入力は服の上からでも問題は無いかと、出力に関しましては、

 鎖に出来ない事も有りませんが、拡散を防ぐためにも直接が宜しいと思います。

 ポシェットに手を入れて端子に触れれば時間は一瞬です。》


「ペンダントに服の上から触れるだけでもいいのか、でも、毎晩の行事として、

 直接触れる様にした方がいいね。」


《あの丸太の様な腕の延長で触るだけで完了です。》

「何か、敵意を感じるなぁ」

「お前が作った訳でもないのに、無駄に高性能な所かな?」


《ギクッ》


「原因が判った所で。奥様の所に行って、ペンダントを改良しようか。」


次話:ペンダントの改造

☆¨*:♦.,☆¨*:♦., ララの魔法 ☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,


魔法は自分の魔力をイメージで変化させるとの概念から、

発動呪文は魔法を確実にイメージできるなら、こだわる必要は無い。

詠唱は魔法を確実にイメージする為に魔力に働きかける言霊です。


一般的では無い魔法の発動をしている所を時々後書きで記入します。


〔ラ〕:ライトアローの無詠唱発動呪文


〔転〕:転移魔法ですが、腕の太さ程のショートカットホールを作ります。

    これとライトアローを合わせる事で、間近で撃つと同じ事に成り、

    100発100中に成ります。ホールは移動が可能、


〔転〕〔ラ〕〔ラ〕〔ラ〕:転送ホールを動かす事で100発100中の機関銃と成ります。


〔ラ散Ten〕:ライトアローを散弾の様に一度に10発出す発動呪文です。

       ライトアロー一発の10倍の魔力消費。


〔ピチョーン〕:探査魔法。自分の魔力を薄く水面に落とした一滴の様に波紋を広げる。

        当たって帰って来た魔力を読む。沢山の人、魔物を一度に探査できる。

        慣れれば個人の特定も出来る。


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