◆思い出したスキル
◆思い出したスキル-------------------
種族:朱光魔のダンピーラ
種族特性:<朱光魔法>:<眷属契約>:<吸血>:<不老>:<超再生>:
<身体能力増加>:<魔法能力増加>:
職業:魔法薬師・錬金術師・精霊魔法師
魔法:<精霊魔法><光魔法><闇魔法><火魔法>
ユニークスキル:<朱光の十字印>:<鑑定>:<魔力吸収>
取得スキル:<逃げ足加速>:<状態異常耐性>:<魔力感知>:
<下級治療魔法>
筋力:低い
敏捷:低い
体力:低い
魔力:高い
器用:低い
精神:普通
運:普通
〖ん?すごいな、ヴァンパイア系で光が混じる?どういう事だ?〗
「再生の時に何か混じったのかもしれませんが、判りません。でもスキルは色々
あるけれど、体力器用が無いね。多少魔法が使える鈍臭いヘタレですね。」
〖じいさん、何かやったかな?。ま、良い。おかげで以前より強くなってるしな〗
〖今回、神々やその眷属からお前の助けに成る能力を
授けて欲しいと頼まれている、何か欲しい物は有るか〗
きたきた、きましたョ。転移時の最大イベント。
あっ。何かニタニタ笑ってる。思考を読まれてる、いや駄々洩れでした。
すいません。ふざけるつもりはありません、はい。
「あの、スキル幾つ位頂けますか?。」
〖スキルによって異なる。上位スキルを選べば数は少なく成る。〗
「あちらの世界で生き残る為、逃げる事を主体に、
空間魔法・転移魔法・刻印魔法は絶対欲しいです。」
〖その三つなら大丈夫だな、結構な上位スキルだぞ。〗
「あのぅ、もう一つ位宜しいでしょうか。」
〖やめておけ、今持って居るスキルだけでも使いこなすのは大変だ。
わしから一つ各種能力上昇補正をやろう。〗
「有難うございます。お役目を達成できる確率が高くなります。」
〖わかっていると思うが、赤子からやり直す事に成るから、知識や能力は
3歳くらいから徐々に入れていく。一度に入れると壊れるからな。〗
「申し訳ございません、教えて頂きたいのですが、
AI回復システムプログラムの進行とは異なるのでしょうか?」
〖此方が優先される。AIプログラムは過去の事例によって進められるので、
此方が優先に成ると最終的に同じ状態にはならないかもしれないが、
問題無いだろう〗
〖それでは、頑張ってな。おっと、忘れてた。これを持っていけ〗
綺麗な赤と水色の結晶を渡されました。
〖狐と蛇の核だ。馬鹿者め、お前がこっちの世界で殺されたのを感じ取って
次元の扉に飛び込みやがってな、神核が弾かれて魂だけそっちに
飛んでったんだ。そっちの世界ではただの獣に転生していると思うぞ。〗
〖見つけたら入れてやれ、本人の物なら取り込むはずだ。
それを持って行ける事はお前にしか出来ないからな。〗
二つの結晶を握りしめ、深く頭を下げた。涙でそれしか出来なかった。
〖じゃあな。〗
そこの抜けた穴に落ちた様な感覚が来た。しかし、なぜか不安は無かった。
一つのほしに向かっている様です。みるみる大きくなり、海と大陸が確認出来た。
あ、この光景覚えておこう!!。
大陸の一つの点に近づいて行く。田園と木々の近くに大きな屋敷が見えてきた。
その中の一つの部屋に入ると、綺麗な女の人が・・・。あぁ!おかあさん!!!。
次話:目覚め




