古着屋の開店準備
「こんにちは、準備はどうですか?足りない物は?」
<あっ。こんにちわぁー。だいぶ出来てま~す。
あと欲しい物が有りま~す。棚とハンガー。>
<畳んでおくより、ハンガーにつるした方が、見やすいし、
ぐちゃぐちゃに成りにくいです。>
モリエールがずいぶん元気に成りました。
心配事が無くなり、将来の展望も開けたせいでしょうかね。
「棚はどんな奴がいいの?」
<子供の下着や小物がサイズで別で入る物です。>
「看板のデザイン、決まった?」「これです。」
熊さんと衣類、パンツまであるよ。可愛いね。外に出てみます。
「看板の大きさは、クマさん食堂より大きいとなんだから、
半分くらいの大きさで、横2m縦80cmかな。」
(AIマスター、棚4っつ、それから
ハンガー、子供用120.140.160各50ずつ
フックの所にサイズのタグ、交換できるようにね。
ハンガーサイズ男物、MとLL200ずつ。
同じくサイズタグSとXLは50、M,L,LLのタグは100ずつ
女物ハンガーサイズMとLL250ずつ。
同じくサイズタグSとXLは50、M,L,LLのタグは100ずつ。
サイズタグの色は男は暗い色。女は明るい色サイズ別にそろえて。
ハンガーラック幅1mの50台。
看板、横2m縦80cmデザインはこんなの、衣類と文字に少し色を入れて。)
《承知致しました。》
「モリエール、先にハンガーだけ渡しておきましょう。」
「ハンガー、これね。男物と女物、それぞれ大きさ二種類。」
「サイズはフックの所にタグがつけれる様に成っているから。
閉店後の集計で、売れ筋が判るよ。」
「子供用のハンガーは120.140.160各50ずつ
同じくフックの所にサイズのタグあるからね。」
みんな、何かすごい物見っちゃった感覚で頷てます。
「棚は出来合のが有るから。これでいいかな。4っつ出します。
看板は明日以降ね。」
もうお昼時です。
「みんな、お腹減ってない?隣でご飯食べよ、」
<らら様、何時も、私たちは、
お昼時の忙しいい時間を手伝ってから、食事に成ります。>
「そうか、お腹いっぱいだと、動きたくないしね。
私は御屋敷に帰らなければ成らないから、
挨拶も兼ねて、行って来るわ。」
「私は食事したら、まっすぐ帰るね。また直ぐ来るから、
不足の物が有るか考えておいて、じゃあね。」
さて、熊父ちゃんに挨拶していきますか、
「とーちゃん居る~。」<お~う。ララじゃねえか、どうしたい>
「とうちゃん、隣の親子、ありがとね。」
<何言ってんだ、いい子達じゃねえか。
家の忙しい時も手伝ってくれるし、こっちが礼を言いたいぜ。>
「でさ、今日はとーちゃんの株を上げてやろうと思ってさ、
いい物持って来たんだ。」
<なんだぁ、改まって。>解体場の方に行って、
「これ。」ど、どーん<なんだこりゃー。>
「とーちゃん、見た事ないの、ヌームだよ、高級食材だよ。
子供たちみんなに厚切りステーキ食べさせて上げてよ。」
<お前は、いつも、ちっこいくせに、スケールがでかくて、
付いて行けんわ。でもありがとな。>
<隣の親子も呼んで、ステーキパーティだな、
だけど、こいつは熟成させるのに時間が掛かるからな。
出来たら、お前も食べるんだぞ。>
「その時、声かけてくれたら来るよ。」<おうよ。>
<飯食っていけ、今日の昼飯、無いんだろ。>
「ありがと~。食べる!!。 スペシャルランチ定食一丁願いまーす。」
<わははは、待ってろすぐできる。>10分くらいで、お皿が3種類、
パンはバスケットで食べ放題。「頂きま~~す。」
「ここのご飯は旨、旨です。」
あっという目にお皿が空、パンまでは入りません。
「旨かった~~。父ちゃん、お勘定!」
<馬鹿野郎、娘から金れるか!>
「あはははは、じゃあ、今度もっと大きいの持って来る。」
<勘弁しろ、これ以上無理だ。>
「じゃあまた来るよ~。」
<いつでも来い待ってる>
「おいしかった~。さて、」ギルドによって、馬車を回収しなきゃ。
いつもの馬丁に銀貨一枚渡して、帰ります。
ぽっくん、ぽっくんゆっくり帰りましょう。
次話:ルビ用魔力一時保管ペンダント




