強盗
強盗----------
「シュバとチャックは何処だ」〔マーカー確認〕
「チャックは部屋に居ますね、シュバは屋敷から1kmt前ですか。」
「チュー太A、チャックに何か動きが有った?」
『今の所、何も。』
「打ち合わせは無しですか。窓に石コンでしょうかね。」
「チャックにはケガをして頂くのが一番ですが、
死んでは困ります。さて、どうしましょう」
「刺さされたら、両方共拘束でよいですね。」
「即死で無ければ、ハイヒールで何とかなりますし、
死んだら運命でしょうから、仕方ありませんね、
悪い事したんですから。」
「カラス警備隊、今日の当番は誰?」
『フランクです。』
「族が侵入しようとしているけど、放置ね。私が対応するから。」
『承知致しました。』
「ロシナンテも気が付きましたね、ロシナンテ、
賊が侵入したけど私が対応するからが偉丈夫、
そこに居る馬たちが恐がったら説明してあげて。」『ぶるる。』
(AIマスター、ロシナンテが私と話が出来る様にできない?)
《ララ様の眷属ですから、大丈夫です。会話能力を授けます。》
(「ありがと。」)
(「ロシナンテ?」)(「ごしゅ様、私、お話出来るのですね。
嬉しいです、嬉しいです、うぇ~~~ん」)
(「ロシナンテ泣かないで、また後でね」)
「シュバは裏に回る様ですね。
うちの門は飾りですからね。裏はがら空きです。
「窓に石コンでチャックを呼び出して。チャックが裏に回って、
二人で何かを話している所で、シュバが短剣を抜いて刺します。
筋書き通り、予定通りですね。出動!!」
〔テレポート〕〔ハイヒール〕。シュバに当身ドン。
(「リリ、ご主人様呼んで。」)
「チャック、殺されると所だったね。」
「あんたが執事長の情報をリークしたのはばれてんだよ、
チャックはあんたの罪全部被せて殺すつもりだったようだね。
私が騒ぎに気が付いて良かったよ。」
〔魔眼〕
「ご主人様と、ギルド長に全部話すんだよ。判ったね。」
『はい』
ご主人様がやって来ました。
『何事だね、』
「執事長の情報をリークしたのはチャックでした、
この男はチャックの口をふさぎに来た様です。
チャックは刺されましたが、私の魔法で回復しています。」
「今からギルド長の報告に行きますか?」
『いや、今日はもういい、明日にしよう。
縛って、使ってない部屋に放り込んでおいてくれ。』
「承知致しました。」
ご主人様は疲れた様に屋敷に戻りました。
「今は夏だから、外でも平気だね。」
「シュバ、起きて。」
〔魔眼〕「立って。手を後ろに回して。ここで縛るよ。」
リリが持って来た細いロープで縛ります。
「そのまま、厩の横の木の所まで行って。」
ロープをしっかり木に括り付けて。
「大人しくしていなさい。明日に成ったら、
主人様とギルド長に全てをお話してください。
判りましたね。」<はい>
次話:使い魔のレミ
☆¨*:♦.,☆¨*:♦., あとがき ☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,
「」の形により、誰が発した言葉なのかをある程度特定出来る様にしました。
下記をご参考にしてください。
-------------------記------------------------
「」 :ルビ・ヴラド(ララ)
《》 :AIマスター
『』 :眷属/身内/アンドロイド
<> :人
() :心の声/念話・
〖〗 :人外/妖精/神
【】 :魔物/悪魔
〔〕 :魔法発動呪文




