新しい仲間
新しい仲間-------------------
「お屋敷の入る前に」〔クリーン〕
さて、お部屋に向います。
「ルウかユリ、ルビ様の着替え手伝ってぇ」
『『はーい』』ルビ様の着替えと、髪を解か居ます。
作業をしながら、
『ララ、今度のメイドやメイド長どんな人、恐い?』
「ううん、私の先生だった人、びっくりしちゃった。
普段は優しいし、失敗は二回まで許してくれる。
三回やると、何が悪い、何処を治す、しっかりお説教」
「一度、友達が大きな失敗をした時、退学に成るかと思ったんだけど、
校長先生に掛け合って、その娘だけの責任では無いと言う事で
許されたの。最後には守ってくれる。素敵な先生。」
『ううっ。良かった、良かった、私達、
奴隷に売られるかとびくびくしながら仕事をしていたの。』
「大丈夫よ、あの先生の下なら、私達、頑張れるわ。一緒に頑張ろう。」
『『うん。頑張ろう。』』
ルビちゃんしっかり聞いてるし、
奥様に報告するわね。しーらないっと。
『ねぇねぇ、ベルとミミとメアリーは?』
「ベルとミミはリリ姉の同級生で、私も遊んでもらった事が有るわ。
ミミは優しいお姉さん。ベルは男の子みたいだけどとっても楽しい子。
メアリーは先輩で色々教えてもらったよ」
『みんなお友達に成れそうね。』
「一度には無理だけど、みんなとお茶すればいいよ。」
「自分のお部屋に招待するのもいいと思うよ。
何も無くてもいんだよ、みんな何もないんだから」
『ララ、やっぱりあなたすごい子ね。そんな事どうして思いつくの。』
「自分がしてもらいたい事を考えているだけだよ。」
「そろそろ、ルビ様と奥様の所にいかなきゃ」
『『きゃあ。時間がぁ』』バタバタと部屋を飛び出していきます。
「ルビ様、お待たせしました。じゃあ、行きましょうか。」
『ねぇ、ララ、仕事が出来なかったり、
言いつけ守らないと奴隷に売られるの?』
「そんな事有りませんよ」
「さぁ、行きましょう。」
ノックして「ララです。」リリ姉がドアを開けてくれました。
「奥様、只今戻りました。」
『今日は大丈夫だった様ね』
「もう、大丈夫だと思います。ルビ様は少し大人に成られました。」
『ずいぶんほめるわね。』
「はい、ルビ様の成長は素直に喜ぶ様にしております。」
『お母様、ララったら今日凄いのよ。』
やばい、これあれだ
「ルビ様、今日子犬たちと遊んだ事をお話ししましょうか」
『ララ、ごまかそうとしても駄目よ。もぅ、バレバレよ。』
「ううっ」
『ルビ、今日何が有ったの。』
ルビ様は、ララの様子を見て、自分が何かいけ無い事を
言ったのではないかと思い、しぼんでしまします。
奥様はララに言わせた方が良いと判断。
『ララ、何が有ったの。』
「熊を使い魔にしました。親ぐまと小熊3匹が死にそうだったので、
助けたのですが、使い魔の話をすると、是非にと言うので、しました。」
「強い熊さんは警備隊でも有用です。」
『くまさん、こお~んなに大きいの』
両手を広げ飛び上がって大きさを表現します。
「ルビ様の元気が戻りましたね。良かったです。」
『ふぅ。狼、カラス、今度は熊ですか。ロシナンテと言い、
どれ程のものがこの屋敷を狙っているのでしょう。』
「いいえ、奥様、他の貴族の方々はお屋敷の警備員や
騎士団さえも揃えております。」
「しかし、ご主人様は、お持ちに成る気はない様です。
代わりに私が動物たちを動かしてみただけでございます。」
「何もご心配なさらずにお過ごしください。」
奥様がララの目をじっと見て、
『分ったわ、あなたのやる事に否定はしないわ。
ただ、私たちが何もして上げられないのが悲しいのょ。』
語尾が消えてしまいそうな奥様の言葉に、
小さく「申し訳ありません」としか言えませんでした。
次話:オーガの情報




