ジジとルル
ジジとルル-----------------------
ルルが、小屋の中で丸く成ってます。
ルビ様が心配そうに『最近、ルルが元気ないの。』
念話
(「ルル、ジジ使い魔にしたから、大きく成って、頭も良くなって、
以前のちゃらんぽらんの駄猫じゃなくなって、
恰好良く成ったでしょう。」)
(「魔法も使えるし、以前とは違う猫なんだから、良いのよ。
その方が私も嬉しいわ。)」
ルルが顔を上げて
(『貴方がそう言う事は分って居たわ。
自分の中の気持ちの整理が付かないのよ。』)
(「ジジは子供から大人になったのよ。
パートナーとしても問題無いわ。」)
(『ララ、ありがとう。』
「ルビ様、大丈夫ですよ。
ルルは少し考え事をしていただけです。
もう直ぐ元気に成りますよ。」
と言っている間にジジが来ました。
するりとドアを抜け、ドアの横でエジプト座りをして
『にゃぁ』と一声鳴いて、一礼。ルビ様の所へ向かいます。
ルルがが起き上がり、嬉しそうにジジを見ています。
ジジがちらりとルルを見て、分かって居るとでも言う様に目配せ。
ルルが嬉しそうに下を向きます。
私は唖然として見ていました。まるで夫婦の会話を見ている様です。
以前と比べると、完全に大人と子供の差が有りますね。
そろそろ、ジジにも<ライトアロー>と
<マジックBOX>を与えましょうか。
パトラがメイド達への研修が終わってからですね。
今夜のチャックの件が片付いたら、
ポーションや魔法薬を造らなければ成りませんね。
将来的には高額な原料は自分で集めるとして、
今の所は王都の御婆さんの所で購入でいいですね。
そんなことを考え、
奥様と取り留めの無い話をしていると食事の呼び出しです。
リリ姉はお茶道具をかたずけて、お召列車出発。
食事が終わり、奥様の部屋に帰ります。お召列車出発。
お茶を頂いて、一服の後。ルビ様とお出かけです。
次話:ルビちゃんと子犬




