表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
20/966

◆亜米利加

◆亜米利加-------------


「飛行機の保険入らなくては。


昔は、ラウンジに飛行機に乗る人の為の保険証販売機が有ったのです。

 死亡保険でかなり高額だったのですが、この保険をかけて荷物に爆弾をしかけ、

  自殺した人が居たとかで無くなったんだよね~。」


「掛け捨ての傷害保険でカバーできるはず。

  何本か入っておかねば。残された家族の為に・・・。」


「飛行機の中は退屈だけど、アメリカでのプレゼンの確認をしておかないと、

今回はF社との提携の下準備、お互いの技術確認がメインでしたね。」


無事ニューヨークに着いたので思わず声が出た。

「とりあえず順調と。行は問題無い無かったなぁ」


アメリカ滞在中は銃砲店を見てみたい。

護身用、魔物狩猟用の武器で参考にしたいのです。

プレゼンまでに一日有るので、銃器に詳しいガイドを雇って見て回る事にしました。


銃砲店では主に38口径と22口径。

 子供体形の私が問題無く撃てる銃を探します。

  勿論子供が撃つなんて事は言いません。


試し打ちさせてもらいましたが、

 38口径は子供が撃つには反動が大きいしトリガーも硬い。

  無反動銃も大きく重いなる。現実的に子供は22口径の急所ねらいですねぇ。


ナイフ関係も面白かったけど、やはり魔法の方がよさそうです。

 参考にと連れて行ってもらった所がすごかった、

  思わず「こんな物まで買えるの!?。」と言ってしまった。


ロケットランチャーや無反動砲、バズーカ砲!!

 米軍の米軍 AT4や砂漠でおなじみRPG-7まであるよ。

  小型の無反動砲かバズーカ砲はマジックバックに入れておくのも良いな。


偵察用のドローンは、あっても良いかも。

 とにかく、何処と戦争するの!?。と思うほど揃っているよ。

  疲れたからホテル帰って寝る。


プレゼン終了です。その後の調節、擦り合わせも問題無かったのですが、

 技術供与の権利の段階で少し揉めたかな。

  最終的には問題無く終了しましたです。


明日は、帰るのか・・・。きっと落ちるよ、飛行機・・・。

 遺書ではないけど、私が消えた後、

  妻と娘に残す言葉でも書いてメールで日本に送っておきますか。


でも、私が原因で、飛行機が落ちて、巻き添えの人達に申しわけないけど、

 これは全て終わっている事なんだよね。そうは思っても気が重いわ。

  さぁ、私が完全支配、体を乗っ取ってと、あ、、トイレ行ってから入れ替わろぅ。


あれ、何か慣れないよね・・・引っ張り出すの・・・。

 空港のラウンジに付くと、アメリカ超特急保険の看板が目に付きました。

  もう一つ、保険に入って置こぅ。一緒に来たガイドが「無駄な事を。」


と言っていたが「お守りだよ」と言っておいた。出発はAM10:00との事です。

 さて、いつ来るのかなぁ。やっぱりドキドキする。

  でも、これは私が経験しなければ成らない事、早送りに出来ない事ですね。


離陸から8時間位経ちました。何か揺れてます。

 翼に黒い物が載っている様に見えるのは気のせいでしょうか・・・。

  ううっ、怖いぃ・・・おしっこ漏れそう・・・・・!!。


大きな音がして一瞬夕焼けが見えましたぁ・・・魔が刻ですぅ・・・あっ、漏れた・・・

 後は風に殴られ、何かにぶつかり、気を失いました。


次話:◆神界

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ