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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
197/969

眷属達

眷属達---------


「うわー出来てる!」

「ボスー」『うぉん!』

見張り台から飛び降て来ました。


「結構高いけど大丈夫なんだぁ。」

「中に入るよ。」

(AIマスター、毛布20枚お願い。《承知致しました。》)

「毛布此処置くよ~。みんなの分有るから、大丈夫だよ~。」

「ボス、ごはん、まだあるの?」


『ボアがまだあります。』

「この辺で出た奴は狩っていいからね。」


「私やご主人様に見せなくてもいいから、私に報告だけでいいよ。」

『承知致しました。』


「今日か明日の夜、男が屋敷に侵入して騒ぎに成るけど、

 侵入する前に捕まえないで、逃げる時、行動不能にしてちょうだい。

 殺さないでね」


「カポネにメイも判った~?」『『分りました。』』

今日は疲れたので、こっそり帰って寝ます。〔テレポート〕

自室に戻りましたけど、リリは帰ってませんね。


ちゅー達、何あかった?

ちゅー子Cが前に出ます。


『今日、ロバート様が執事長の部屋に来て

 チャックの奴隷証文を持っていきました。』

「急に来たからびっくりしただろう。」


『はい、でもララ様の眷属だね、って言っておやつをくれました。』

「ご褒美もらったんだ、良かったね。他は特にないね。」

『はい、それだけです。おやつ美味しかったです。』


「うん、ロバートにちゅー子Cが喜んでいたと言っとくよ。」


「チュー太A、チャックはどうだい。」

『暴れ方がひどく成っている様です。』

「あまりひどいとご主人様が不審に思うかもしれません。」


「私が対応します。チャックは部屋に居ますか?」

『はい、今頭を抱えています。』

チャックの部屋に向います。〔魔眼〕〔テレポート〕


チャックが驚いて顔を上げます。

「暴れてはいけません、物を壊してはいけません、判りましたね。」

『はい。判りました』


「私が来た事は忘れなさい。」

『はい』〔テレポート〕


「これでいいと思いますが、チュー太A、見張ってね、

 変な動きが有れば、教えて。」

「チューママ、大丈夫。」


『有難うございます。あと2,3日で生まれると思います。』

「何か居るもの無い。毛布がいい、?」

『大丈夫ですよ、此処は暖かいですから。』


「こういう時、男は役に立たないんだよね。

 チュー子達、誰かは必ず、チューママの所に付いていて、

 チュー太達、協力してね。」


「何か有ったら、すぐ私に連絡して。」

『『『『『はい、判りました。』』』』』

(AIマスター、ティッシュ一箱頂戴。《承知致しました。》)


箱からティッシュを全部出し、チューママに差し出します。

『ララ様、有難うございます。嬉しいです。』

良かった、喜んでくれた。


次話:駆落ち

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