古着屋の準備
古着屋の準備-----------
「どんなもんですかぁ~。」
だいぶ片付いて居ますね。
「何か足りない物有りますか?」
<人形が、もっと欲しいです。>
「トルソーですね。何を何体欲しいですか?」
<大人の男女5体ずつと子供を15歳くらいの女の子を5体、
10歳くらいの女の子を5体お願いします。>
「他は大丈夫ですか?」
<後から頼んでもいいですか?>
「良いですよ、2.3日来れないかもしれませんが、
その間に考えておいてください。」
「お店の名前は決まりましたか?」
<熊さんの洋品店で如何でしょう?>
「そうですね、熊食堂とつながりが有ると思われた方が、
防犯上も良いかもしれません。おかみさんは知っていますか?」
<笑ってました。>
「了解と言う事ですね。」
「看板のデザインは決まりましたか?」
<長女と次女が考えてます。>
「決まったら教えてください。」
「さて、奥さん、作って欲しい物が有るんです。
此方が片付いてから取り掛かって欲しいのですが、二階へ行きましょう。」
二階の空き部屋に連れて行って、生地と、見本のショーツ、
ドロワーズ、フリルズロースなどを出します。
「これを作って欲しいのです。
同じものではなく、デザインを変えても良いですし、
フリルをたくさんつけてもいいです。此方はあくまで見本です。」
「ショーツはドロワーズの下に着ける物と考えても良いですよ」
「可愛い物、綺麗な物、妖艶な物、色々作ってみてください。
この部屋は男性入室、禁止にします。」
「見本は、分解しても良いですよ、元に戻さなくてもいいです。」
「奥さんの想像力を一杯広げてみてください。」
<売るのですか?>「王都で売ります。」
「売れれば、利益の何割かを差し上げます。」
「可愛い物、すてきな物、欲しい物、想像力を広げて作ってください。
勿論、自分で使う分を作ってもいいですよ」
「失敗してもかまいません。失敗を恐れては良い物は作れません」
「トルソー、人形は10体くらいで出して置きますね。」
「生地も糸もすべてシルクです。」
「足りない物はいって下されば補充します。」
「これはまだ入り口ですよ」
(AIマスター、トルソーお願い大人男5体、
女15体、女子15歳10体、女子10歳10体《承知致しました。》
「此処に出しとくね。」
女10体、女子15歳5体、女子10歳5体出して置きます。
下に降りて、さっき言われたトルソーも出して置きます。
狼の所に行ってみますか〔テレポート〕
次話:眷属達




