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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
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三人の使い魔

三人の使い魔-----------


馬を馬丁に預け、サンチェスたちが居るジの街に飛びます。

宿のフロントで用件を告げ、二階に上がります。


予想通り、みんな、潰れてます。

未消化のお酒のいや~な臭いが充満しています。


〔ヒール〕〔クリーン〕みんな、のそのそ起き上がります。

「目が覚めました?」


「今後の予定をを話します。まず、貴方達は「蟻の穴ダンジョン」で

 活動してもらいます。目的は、力を付ける事。

 キロの街に拠点を作り、余剰金は自分たちのレベルUPに使ってください。


 ジャルは、拠点の管理、料理のスキルを磨きなさい。

 誰かを雇ってもかまわない。


 私は時々様子を見に行きますよ。それから、サンチェス、フラン、スタン。

 あなたたちは使い魔とします。」三人ともびっくりして目を見開いてます。


 他の者たちは今は隷属ですが、働きを見て使い魔、眷属と上げていきます。

 説明していなかったですね。隷属、使い魔、眷属の差は


 隷属はただ、使役されるだけの存在、自殺させる事も可能で、

 私とのつながりは一切ありません。


 使い魔は私の権能の一部を少し使えます。ただし、

 私が死ねば使い魔も消滅します。


 私は眷属、使い魔の繋がりを解消する事が出来ます。

 その場合、対象は消滅します。


 眷属は私の権能の一部を使う事が出来ますが

 自身の魔力量によって威力は変わります。


 私の死によって、消滅する事は有りませんが、

 私の権能は使えなくなります。

 共に、私に敵対する事は勿論、私の命令は絶対に成ります。


 使い魔と眷属は私と魂のつながりが出来ますので、

 念話が使える様に成ります。最後に、私は吸血鬼に繋がる者です。


 ただ、光の属性も持ちますので吸血鬼の弱点はありません、

 血への渇望もほとんどありません。あなた方の子孫を残す事も可能です。


 残念ながら、今の私は仮の姿なので、眷属を作る事は出来ません。

 それは、私が本来の姿に成った時に考えましょう。」


「さて、皆さん、どうしますか?

 今なら私の事をすべて忘れて冒険者に戻る事も可能です。」

<<<<<<<お願いします!>>>>>>>声がそろいましたね。


「それでは、サンチェス、フラン、スタン前に出てください。

 残りの者は少し後ろに下がって。」


「我が名はルビ・ヴラド、友愛の証として汝ら

サンチェス、フラン、スタンを使い魔とし、わが権能の一部を与える。」


「生涯、お前と共に生き、お前にとって不名誉な命令はしない。

 友として一緒に歩んで欲しい。」

「三人とも承認して」


『『『我名はサンチェス、フラン、スタン、私はご主人様の

  信頼を裏切らない事を誓います。』』』

 三人の体が一瞬ビクンとし、光に包まれ、その光が胸に吸い込まれました。


「さて、どうかな?どこか痛いとか、気持ちが悪いとか無いかな?」

『問題無いです、体がふわっと浮くような感じがします。』


「説明するね。お前たちの基本能力だけど、私と同じ、

 不老、超再生、念話、感覚共有が与えられました。

 つまり、年を取らない、けがはすぐ治るけど死ぬ事はある。


 遠くに離れていても眷属同士の会話が可能。

 お前達が見た物を私もみる事が出来る。と言う事です。」


『私達は、神に近い能力を与えられたのか?』


「私の力を分け与えられた貴方達は、すでに人では有りません。

 他の人達はその能力を見た時、恐れ、嫉妬、羨望など良い感情を持ちません。

 人では無い物、魔物として、排斥の対象とされるでしょう。


 仲間、自分の命に係わる時は別ですが、

 できうる限り、人前で能力は見せない様にしなさい。」


 特に、自己の利益の為だけに使ってはいけません。

 ギャンブル、特に酒。気を付けなさい。


 私が不適格と判断した場合は繋がりを解消、塵と消えてもらいます。」

 みんな、首を締めています。


(AIマスター、小さなリュック型のマジックバックが欲しい。

 大容量1個(一辺100m)、 中容量2個(一辺50m)、

 小容量4個(一辺10m)色違いでお願い。


 魔力タンクと上級ポーション50本づつをバックの中に入れておいて。

 それから、全天候、耐衝撃、耐魔法、空調付きのローブ、色は茶色、7着

《承知致しました。》)


「マジックパックを用意しました。紺色。苔色モスグリーン、茶色、

色によって容量が異なります。サンチェスは紺色(一辺100m)、

フラン、スタン、は苔色(一辺50m)、


他の皆は茶色(一辺10m)。それぞれ、自分を登録して。

最初に、何か物を入れて、取り出すだけでいいわ、最初に使った人が登録者ね。」


「小さなリックに成っている、横からも取り出せるし、背負った状態で使えます。

 それからローブ、これは全天候対応、耐衝撃、耐魔法、空調付きです。


 これも最初に手を通した人が商社に成ります。

 サイズもその人に合わせて変化します。一着ずつ取りなさい。

 武器は自分に合った物をそろえた方が良いわね。」


 支度金は一人金貨1枚。住居の支度金は金貨20枚。

 雑費含めて30枚フランに預けるわ。


 最初から住居を決めずにダンジョンで稼いでからでもいいわ。

 みんなで相談して決めなさい。


「次は(クリーン)魔法。冒険者なら、絶対欲しい魔法だよ。」

「オーギ、バルド、オスト、ジャルも一緒にやろう。

 生活魔法だし、魔力が少し有れば出来るはず。」


「見ていてね。〔クリーン〕。」

「このイメージを持つんだよ。」


「みんな輪に成って、手を繋いで。

 さっきのイメージで自分を綺麗にする様に念じるんだよ。

 サンチェスとフランの間に私が入るからね。


 行くよ1.2.の3〔〔〔〔〔〔〔クリーン〕〕〕〕〕〕〕」

 一名を除いて出来ました。」


「出来た人は一人でやって感覚を忘れない様にして。」

「ジャルおいで、私と手を繋いで、遣るよ。


 しっかり、自分を綺麗にするイメージを強く持ってね。

 大丈夫、絶対できるから。1.2の3〔〔クリーン〕〕」

「ほら、出来た。今の感覚忘れない様に、何回も練習して。」


「次、パックの中に入って居る魔力タンク。一日の終わり、

 もう魔力を使わないと分かって居る時、このタンクに溜める事が出来ます。


 非常時には簡単に取り出せます。パックから紐の着いた金属板を引き出し、

 何処でもいいけど、今は胸に貼り付けます。


 使う時はこの金属板に触れ、引出すとか、来いとイメージして。

 溜めておいた魔力が戻ります。

 溜める時は属板に触れ溜めるとか入れるとイメージして。


 このタンクはマジックパックを登録した人、溜めた本人しか使えません。

 自分で、地道に溜めてください。」


「次、上級ポーションが50本入ってます。

 命の綱です使いどころを考えてください。


 無闇に分け与えないでください。」

以上が基本装備に成ります。


次話:魔法の教授

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