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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
175/967

フランと合流

フランと合流---------------


『ララ様、時間です。』

「うっ。ねむ。ポーション飲も。ふぅ、目が覚めました。」

「ケティ有難う。」


「さて、扇屋に行って、帰りますか。」

『えっ!!!。もう帰るんですか、』

「向こうにも仕事が一杯残って居るからね。」


「また来るから大丈夫だよ。

 ロバートに言ってもらえばすぐ連絡が付くからね」


サッと、身づくろいして、〔クリーン〕

「よし、〔テレポート〕」


扇谷の前です。

「こんにちわ!。受取に来ました。」

<お待ちしておりました。此方です。>


BIGモアの肉を受け取り、マジックバックに居れます。買取代金は金貨1枚。

「この前より多いですね、」

<今回はご注文の羽扇の代金が入っておりませんので、>


「ああ、そうですか。お願いした羽扇は出来ましたか?」

<はい、此方です>


「すごい、ほわほわです。

 いいですね、変に飾って無くて、品が有ります。

「嬉しいです。有難うございました。」


<こちらこそ、喜んでもらえまして、大変うれしいです。>

<もし、BIGモアなど狩る事が有りましたら、ご相談ください。>

「はい、その節は宜しくお願い致します。では、これで、」


店から出ると、王都から離れます。〔テレポート〕

「フラン達は何処かな?〔マーカー確認〕」

「うん、街に着いてるね」


「サンチェスは〔マーカー確認〕まだ向こうの街に居ますね。」

「狼たちは、明日にはカラスの所に着きそうです」

「フランクとトリオは帰ったかな?おお、飛んでますね。」


「では、サンチェスの所に行って、

 終わって居ればロシナンテとフラン達に合流しますか。〔テレポート〕」

「サンチェス終わった?」


<うおぅ!!。あねさん、びっくりだぜ。やっと終わりました。>

「じゃあ、フラン達と合流しますか。」

<あのぅ、今夜位は・・・>


「フラン達とパーティ結成のお祝いするんでしょ。

 だったら向こうに行かなきゃ成らないでしょ。」

<おお、そうか、そうですね。>


「ちょっとギルド長に顔出してから、

 行くから先にギルドに行ってるよ。〔テレポート〕」

<せっかちな人だなぁ、あねさん。>


ギルドに入って。「ギルド長居る?」

例の受付嬢が目を丸くしています。

「今日はギルドチョーは居ないんですか?」


<その節は申し訳ありませんでしたー。>

「あはは、気にしないで、私も何とも思ってないから。」

「で、ギルド長お願い、呼んで。」


<はぃ~~~~。>

「やっぱり飛んで行きましたか。」

「おや、戻ってきましたね。」


<執務室にご案内する様に言われました。こちらへどうぞ。>

横の扉を開けて、最敬礼です。

苦笑いして付いて行きました。


執務室で、ごルド長とはなしをしましたが。

王都から迎えが来るまで、大変だと愚痴をこぼされました。


ついでなので。あいつらには貴族が絡んでいるので、

王都に行ったら解放されると言うと、今までの苦労はなんだったんだーと、

天を仰いで悔しがってました。


この街にまた来れば、捕まえて、今度は王都に送らず、

此処で奴隷にして置けば、とアドバイスをしておいた。

目を見開いて、恐い人だとか言っていた気がする。


さて、サンチェスとフランに合流しますか。

厩舎は何処だったけ。「ロシナンテ。いたいた。」


厩舎でロシナンテを見ると、ブヒブヒ言って喜んでましたけど。

サンチェス見た途端、誰を乗せるか判ったので、急激に落ち込んでました。


余りにあからさまなので、大笑いでした。

私とサンチェス二人乗りで大丈夫かい?と聞くと、少し機嫌が直ったみたい。


「さぁ、行きましょう。サンチェス二人乗りするよ、

先に乗って、私を引っ張って。」

<承知しました。>


「よいしょっと。ロシナンテ出発。」

「ひひん!」空中に出て、サンチェスが<ひぃ>と言って、人気のない地面に到着。


「サンチェス降りて。」

「行きましょう」


<あねさん、待ってくれ、足が笑って・・・。>

「あははは、まぁ、慌てなくてもいいよ、落ち着いてから行こう。」

サンチェスが、足をたたいたり、屈伸をして落ち着いた様です。


門番に、此処に止まる旨を伝えて、中に入れてもらえました。

赤い髪留めが付いた宿はすぐ見つかり、

中にフラン達、全員がいる事が確認出来ました。


此処も、一階は食堂、二回が宿ですね。

みんなは、食堂に居る様です。入っていくと、

みんなびっくりして、立ち上がります。


周りの人が、驚いてます。

でも、サンチェスが偉い人だと勘違いしてくれたようです。

助かりました。


私もいつもメイド服ではなく、

TPOに合わせて服も変えた方が様でしょうかねぇ。


「みんな、サンチェスは知っているね。

今日はパーティ結成記念でここで、好きなだけ飲んでいいよ。

フラン、今日の財布は大解放だね。」


「私は用事が有るから席を外すよ。詳しい打ち合わせは明日、午後から。

 ここに来るからその時にね。」


「各自パーティのポジションと自分の獲物は考えてね。」

「じゃあ、また明日ね。」


そう言って宿をでて、ロシナンテにまたがりお屋敷に向います。

「この時間なら、晩御飯間に合いますね。」


「ロシナンテ、お屋敷いった事無かったね。私が誘導するから、一緒に飛ぼう。」

『ヒヒ~~ン』〔テレポート〕


お屋敷の上空です。「ロシナンテ、降りて」『ヒヒん』地上です。

馬を降りて、ロシナンテを馬丁に預けます。


次話:旦那様に報告

☆¨*:♦.,☆¨*:♦., あとがき ☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,


「」の形により、誰が発した言葉なのかをある程度特定出来る様にしました。

下記をご参考にしてください。


-------------------記------------------------


「」  :ルビ・ヴラド(ララ)

《》  :AIマスター

『』  :眷属/身内/アンドロイド

<>  :人

()  :心の声/念話・

〖〗 :人外/妖精/神

【】  :魔物/悪魔

〔〕  :魔法発動呪文

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