フランと合流
フランと合流---------------
『ララ様、時間です。』
「うっ。ねむ。ポーション飲も。ふぅ、目が覚めました。」
「ケティ有難う。」
「さて、扇屋に行って、帰りますか。」
『えっ!!!。もう帰るんですか、』
「向こうにも仕事が一杯残って居るからね。」
「また来るから大丈夫だよ。
ロバートに言ってもらえばすぐ連絡が付くからね」
サッと、身づくろいして、〔クリーン〕
「よし、〔テレポート〕」
扇谷の前です。
「こんにちわ!。受取に来ました。」
<お待ちしておりました。此方です。>
BIGモアの肉を受け取り、マジックバックに居れます。買取代金は金貨1枚。
「この前より多いですね、」
<今回はご注文の羽扇の代金が入っておりませんので、>
「ああ、そうですか。お願いした羽扇は出来ましたか?」
<はい、此方です>
「すごい、ほわほわです。
いいですね、変に飾って無くて、品が有ります。
「嬉しいです。有難うございました。」
<こちらこそ、喜んでもらえまして、大変うれしいです。>
<もし、BIGモアなど狩る事が有りましたら、ご相談ください。>
「はい、その節は宜しくお願い致します。では、これで、」
店から出ると、王都から離れます。〔テレポート〕
「フラン達は何処かな?〔マーカー確認〕」
「うん、街に着いてるね」
「サンチェスは〔マーカー確認〕まだ向こうの街に居ますね。」
「狼たちは、明日にはカラスの所に着きそうです」
「フランクとトリオは帰ったかな?おお、飛んでますね。」
「では、サンチェスの所に行って、
終わって居ればロシナンテとフラン達に合流しますか。〔テレポート〕」
「サンチェス終わった?」
<うおぅ!!。あねさん、びっくりだぜ。やっと終わりました。>
「じゃあ、フラン達と合流しますか。」
<あのぅ、今夜位は・・・>
「フラン達とパーティ結成のお祝いするんでしょ。
だったら向こうに行かなきゃ成らないでしょ。」
<おお、そうか、そうですね。>
「ちょっとギルド長に顔出してから、
行くから先にギルドに行ってるよ。〔テレポート〕」
<せっかちな人だなぁ、あねさん。>
ギルドに入って。「ギルド長居る?」
例の受付嬢が目を丸くしています。
「今日はギルドチョーは居ないんですか?」
<その節は申し訳ありませんでしたー。>
「あはは、気にしないで、私も何とも思ってないから。」
「で、ギルド長お願い、呼んで。」
<はぃ~~~~。>
「やっぱり飛んで行きましたか。」
「おや、戻ってきましたね。」
<執務室にご案内する様に言われました。こちらへどうぞ。>
横の扉を開けて、最敬礼です。
苦笑いして付いて行きました。
執務室で、ごルド長とはなしをしましたが。
王都から迎えが来るまで、大変だと愚痴をこぼされました。
ついでなので。あいつらには貴族が絡んでいるので、
王都に行ったら解放されると言うと、今までの苦労はなんだったんだーと、
天を仰いで悔しがってました。
この街にまた来れば、捕まえて、今度は王都に送らず、
此処で奴隷にして置けば、とアドバイスをしておいた。
目を見開いて、恐い人だとか言っていた気がする。
さて、サンチェスとフランに合流しますか。
厩舎は何処だったけ。「ロシナンテ。いたいた。」
厩舎でロシナンテを見ると、ブヒブヒ言って喜んでましたけど。
サンチェス見た途端、誰を乗せるか判ったので、急激に落ち込んでました。
余りにあからさまなので、大笑いでした。
私とサンチェス二人乗りで大丈夫かい?と聞くと、少し機嫌が直ったみたい。
「さぁ、行きましょう。サンチェス二人乗りするよ、
先に乗って、私を引っ張って。」
<承知しました。>
「よいしょっと。ロシナンテ出発。」
「ひひん!」空中に出て、サンチェスが<ひぃ>と言って、人気のない地面に到着。
「サンチェス降りて。」
「行きましょう」
<あねさん、待ってくれ、足が笑って・・・。>
「あははは、まぁ、慌てなくてもいいよ、落ち着いてから行こう。」
サンチェスが、足をたたいたり、屈伸をして落ち着いた様です。
門番に、此処に止まる旨を伝えて、中に入れてもらえました。
赤い髪留めが付いた宿はすぐ見つかり、
中にフラン達、全員がいる事が確認出来ました。
此処も、一階は食堂、二回が宿ですね。
みんなは、食堂に居る様です。入っていくと、
みんなびっくりして、立ち上がります。
周りの人が、驚いてます。
でも、サンチェスが偉い人だと勘違いしてくれたようです。
助かりました。
私もいつもメイド服ではなく、
TPOに合わせて服も変えた方が様でしょうかねぇ。
「みんな、サンチェスは知っているね。
今日はパーティ結成記念でここで、好きなだけ飲んでいいよ。
フラン、今日の財布は大解放だね。」
「私は用事が有るから席を外すよ。詳しい打ち合わせは明日、午後から。
ここに来るからその時にね。」
「各自パーティのポジションと自分の獲物は考えてね。」
「じゃあ、また明日ね。」
そう言って宿をでて、ロシナンテにまたがりお屋敷に向います。
「この時間なら、晩御飯間に合いますね。」
「ロシナンテ、お屋敷いった事無かったね。私が誘導するから、一緒に飛ぼう。」
『ヒヒ~~ン』〔テレポート〕
お屋敷の上空です。「ロシナンテ、降りて」『ヒヒん』地上です。
馬を降りて、ロシナンテを馬丁に預けます。
次話:旦那様に報告
☆¨*:♦.,☆¨*:♦., あとがき ☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,
「」の形により、誰が発した言葉なのかをある程度特定出来る様にしました。
下記をご参考にしてください。
-------------------記------------------------
「」 :ルビ・ヴラド(ララ)
《》 :AIマスター
『』 :眷属/身内/アンドロイド
<> :人
() :心の声/念話・
〖〗 :人外/妖精/神
【】 :魔物/悪魔
〔〕 :魔法発動呪文




