カレー
カレー--------------
「機嫌が治った所で晩御飯はカレーです。料理長、手伝って。」
『また何かやるのか?』
「人類の最高傑作料理、カレーです」
「料理長覚えてください。簡単ですから、」
「下準備、玉ねぎ刻んで、肉切って。」
「玉ねぎ炒めて、飴色に成ったら、
香辛料入れて炒めて、ニクニンたっぷり、
小麦粉入れて炒めて、別に炒めた肉入れて水入れて・・・・・・・。」
「出来ました。いい香りです。」
ご飯の前に扇屋さんに行って鶏肉を引き上げて来ましょう。
「こんにちわー、ララで~す。」
<お待ちしておりました。出来ております。此方です。>
全部きちんと樽に入って居ます。内臓も別に成ってますね。全部引き取ります。
さて、代金は、<羽扇仕立て代金込みで、金貨1枚で如何でしょう。>
「えっ?そんなに頂けるんですか?」
<はい、傷も無く、品物も良質、マジックバックに入って居たので劣化も無い。
完璧な状態でしたのでこのお値段を付けさせていただきました。>
<もし、今後、また狩る事が有りましたら、ぜひお持ちください。>
「まだ、2羽位入ってますけど、出します?
いや、明日の朝の方が良いですね。」
<お気遣いありがとうございます。>
「では、また明日。」
「ただいまー。ごはんたべよ~~。」
食堂に行くと、料理長が
『お~。待ってたぞ。おーい、みんな読んで来い!!』
そうだね、みんなで食べるご飯は美味しいよね。
お米が無いので、パンに着けて食べます。
『『『『『い、ただきまーす!!』』』』』
美味しい物を食べる時って、みんな無言に成るよね。
締めは濃い目のお茶を頂きます。
『『『『『ごちそうさまでした~~。』』』』』
次話:ロザリオ




