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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
167/970

プリン

プリン----


カレー作りたいなぁ。

(AIマスター、カレーの香辛料とレシピ頂戴。

 あれ?香辛料も一緒にくれたのね。はい、助かります。)


「良し、これで今夜はカレーとプリンパーティです。」

「ケティ、今日はこれで帰って、料理をしましょう」

『お菓子作るんですか?お菓子!』


「この子御菓子への食いつきが半端ないですね。」

「少し早いけど、プリン作りましょう。」


館について厨房に向います。

「料理ちょー、」

『うるせー、オークまだ一体のこってるわ!。』


「おやつ作ってあげるねー」

「ケティ、手伝って。ねえここみんなで何人いるの?」

『16人です。』


「結構いるね、じゃあ、20人分作ろうか」

「大きいいボールに卵20個割って。良くかき回して。」

「私は、牛乳1L温めると」


「卵どうなった?おー綺麗に混ざったね、

 じゃあ、温めた牛乳を入れて砂糖も250gどさっと入れます。」


「砂糖が融けるまでかき回して。とけたら、茶こし網でこします。

 卵の殻、融けてない物、を取って卵を細かく切る為ね。」


「ここにさっき買ったバニラビーンズを入れて。

 ゆっくりかき回して、泡立てないでね。」


「ケティ、小さい器20個に入れて。次は、底の平たい鍋にタオルを敷いて

 水を2cm位入れる。ここに20個並べて。小皿で一つずつ蓋してね。」


「火にかけて、沸騰したら火を小さくして15分、

 火から降ろして10分さあ出来ました。」


「荒熱取って、冷やします。」

「あっ、カラメル作ってない。カラメル作る。」


「砂糖250g鍋に入れてとろ火でかき回す。慌てない、あわてない。

 色が点いたら火からおろしてに水150gを入れてかき回す」

「カラメルも冷やすよ~。お鍋の底を水に着けると、すぐですね。」


小皿の蓋を取って、カラメル少しずつ掛ける。

「冷えたのを確認したら、出来上がり。さぁ、召し上がれ。

「行っただきまーす。おいちー。」


ケティ、は一口目でお目目まん丸です。今日何回目のまん丸でしょうか。

いつの間にか、料理長が食べてます。うなってます

『この香り、甘い香りは何だ?』


「バニラだよ。今回はビーンズを直接いれたんだよ。」

「王都の人は誰も知らないみたいね、調味料屋さんが売れないと

 言って安売りしてたから買い占めて来た。」


メイド達は食べた後、あまりのおいしさに放心状態です。

『これ、売れるぞ。』

「どこで売るの?」


『店で売るに決まっているだろうが、』

「そのお店、何処に有るの」

『そりゃおめ~・・・・。』


「お判りに成った様ね、おっほほのほ。」

『店作るぞ店!』

「誰が?」


『お前が!』

「あらあら、残念。私、本邸のメイドですの。おっほほのほ。」

『じゃあ、おめえ、ロバートに頼んで誰か・・・。』


「また、ロバートですか、忙しいのに、かわいそうですね、ロバート。」

「何時までも人頼みでは大人に成れませんよ。大きな ぼくちゃん。」


料理長が机に頭を付けてぶつぶつ言ってます。悔しがっているみたいです。

サンダース料理長とは少し違いますね。こっちが弟分ですね。


「良いじゃないですか、分邸の秘密のデザート。

 奥様達がスプーンを落として驚く様子を陰から

 悪い顔をして眺める料理長。 絵に成りません?」


『秘密のデザートまでは良いんだが、

 どうして悪い顔の料理長が出て来るんだ?』


『分った、俺が悪かった、続き言うな、

 どうせ(良い顔だとお思っているんですか)とか言うんだろう。』


「チッ!」

「黙って、ロバートに食べさせて上げれば良いんですよ。

 後はロバートが動きます。」


『お前、本当に悪い奴だな。』

「私は御屋形様に喜んでいただければ、それでいいんです。」

『くっつそ~。最後はお前がいい子に成って終わりかよ。』


「良いじゃないですか、美味しいプリンを食べたんですから。」

『うん、そこは納得だな。』


次話:-カレー

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