プリン
プリン----
カレー作りたいなぁ。
(AIマスター、カレーの香辛料とレシピ頂戴。
あれ?香辛料も一緒にくれたのね。はい、助かります。)
「良し、これで今夜はカレーとプリンパーティです。」
「ケティ、今日はこれで帰って、料理をしましょう」
『お菓子作るんですか?お菓子!』
「この子御菓子への食いつきが半端ないですね。」
「少し早いけど、プリン作りましょう。」
館について厨房に向います。
「料理ちょー、」
『うるせー、オークまだ一体のこってるわ!。』
「おやつ作ってあげるねー」
「ケティ、手伝って。ねえここみんなで何人いるの?」
『16人です。』
「結構いるね、じゃあ、20人分作ろうか」
「大きいいボールに卵20個割って。良くかき回して。」
「私は、牛乳1L温めると」
「卵どうなった?おー綺麗に混ざったね、
じゃあ、温めた牛乳を入れて砂糖も250gどさっと入れます。」
「砂糖が融けるまでかき回して。とけたら、茶こし網でこします。
卵の殻、融けてない物、を取って卵を細かく切る為ね。」
「ここにさっき買ったバニラビーンズを入れて。
ゆっくりかき回して、泡立てないでね。」
「ケティ、小さい器20個に入れて。次は、底の平たい鍋にタオルを敷いて
水を2cm位入れる。ここに20個並べて。小皿で一つずつ蓋してね。」
「火にかけて、沸騰したら火を小さくして15分、
火から降ろして10分さあ出来ました。」
「荒熱取って、冷やします。」
「あっ、カラメル作ってない。カラメル作る。」
「砂糖250g鍋に入れてとろ火でかき回す。慌てない、あわてない。
色が点いたら火からおろしてに水150gを入れてかき回す」
「カラメルも冷やすよ~。お鍋の底を水に着けると、すぐですね。」
小皿の蓋を取って、カラメル少しずつ掛ける。
「冷えたのを確認したら、出来上がり。さぁ、召し上がれ。
「行っただきまーす。おいちー。」
ケティ、は一口目でお目目まん丸です。今日何回目のまん丸でしょうか。
いつの間にか、料理長が食べてます。うなってます
『この香り、甘い香りは何だ?』
「バニラだよ。今回はビーンズを直接いれたんだよ。」
「王都の人は誰も知らないみたいね、調味料屋さんが売れないと
言って安売りしてたから買い占めて来た。」
メイド達は食べた後、あまりのおいしさに放心状態です。
『これ、売れるぞ。』
「どこで売るの?」
『店で売るに決まっているだろうが、』
「そのお店、何処に有るの」
『そりゃおめ~・・・・。』
「お判りに成った様ね、おっほほのほ。」
『店作るぞ店!』
「誰が?」
『お前が!』
「あらあら、残念。私、本邸のメイドですの。おっほほのほ。」
『じゃあ、おめえ、ロバートに頼んで誰か・・・。』
「また、ロバートですか、忙しいのに、かわいそうですね、ロバート。」
「何時までも人頼みでは大人に成れませんよ。大きな ぼくちゃん。」
料理長が机に頭を付けてぶつぶつ言ってます。悔しがっているみたいです。
サンダース料理長とは少し違いますね。こっちが弟分ですね。
「良いじゃないですか、分邸の秘密のデザート。
奥様達がスプーンを落として驚く様子を陰から
悪い顔をして眺める料理長。 絵に成りません?」
『秘密のデザートまでは良いんだが、
どうして悪い顔の料理長が出て来るんだ?』
『分った、俺が悪かった、続き言うな、
どうせ(良い顔だとお思っているんですか)とか言うんだろう。』
「チッ!」
「黙って、ロバートに食べさせて上げれば良いんですよ。
後はロバートが動きます。」
『お前、本当に悪い奴だな。』
「私は御屋形様に喜んでいただければ、それでいいんです。」
『くっつそ~。最後はお前がいい子に成って終わりかよ。』
「良いじゃないですか、美味しいプリンを食べたんですから。」
『うん、そこは納得だな。』
次話:-カレー




