魔女
魔女----------
ラグジュと念話
(「ラグジュ、あんた、絶対見つかんないって言ったよね。
それに、お尻が隠れてないって、どう言う事?」)
(『ララ様、面目ない。まさか、
私を知っている存在が近くに居るとは思わず、
周辺を探査していました。』)
(「貴方を知っているとは、あの人も魔の者ですか?」)
(『ええ、あの人は・・・いっイテェ!!。
あいつ呪い掛けやがった。』)
(『簡単に言って、本物の魔女だ。これ以上しゃべると、
バラバラになりそうだ。 この呪いを解くまで、
しばらく、あいつの事は話せねぇや。』)
(「あんた、口上の割に大した事無いんじゃない?」)
(『あいつは特別ですよ。』)
(「その特別が沢山居ないでしょうね。」)
(『ララ様、勘弁してください。くそ~~。
あいつのせいで有らぬ嫌疑をかけられてしまったわぃ。
呪いを解いたらお返しを考えねば。』)
(「大体、簡単に呪いを掛けれれるって、
どうなのよ。お返しを考えるより、
呪いを受けない事を考えなさいよ、全く、子供と一緒。」)
(『ぐぅ~ゥ!。畜生、ぐぅの音しか出ねえや。
正論だけに何も返せねぇ。料理長の気持ちがよくわかるぜぇ。』)
(「傷のなめ合い見たいな事してないで、反省反省!!」)
ラグジュとの念話は時間的には一瞬んで終わります。
ケティが少し元気に成った様です。
『あの御婆さん、絶対普通じゃないよね。魔女よね、魔女!』
「魔法薬店の御婆さんなんだから、
魔女でも驚かないけど。あの人いい人よ。」
「誠意をもって接すれば、誠意で返してくれる。
そんな感じの御婆さんよ。」
『ララ様大人ねぇ~。
見た目は少女、知能は大人、ってやつですね。』
「そんな、盗作みたいなフレーズ使わないでください。」
次話:食品雑貨屋さん




