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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
163/970

膠(にかわ)

にかわ------------


「次は魔法薬のお店。?」

『この近くに、お茶の出来るお菓子屋さんが有りますが。』


「行きます!!」話が終わる前に即答です。

時間が中途半端な為か、お客は居ませんでした。


「クッキー専門店?」

ケティに御菓子を選んでもらって、椅子に座ります。

お茶(紅茶)は美味しいです。


「ねぇ、ケティ、お菓子屋さんっ、みんなこんな感じ?。

 生クリームは無いの?」


『??、生クリームって何ぁに?』

無いみたいね。


「質問が悪かったわ、牛乳は有るわね、バターも有るわね?」

『もちろん有ります。』


「ゼラチンは?」

『??』


「ゼリーの材料、たべれる膠みたいな」

『??』


それも作るか。

にかわを作っている所、知ってる?」

『魔法薬のお店の近くに有りますよ。』


「後で行ってみましょう。」

『何が出来るんですか。』


「これらの材料を使うと、お菓子の革命がおこります。

 太った女性が増えるのが難点ですが、」


『そのお菓子は女性の味方ですか、敵ですか。』

「断言できます。味方です。」

『きゃ~!!。ララ様最高』


お茶をして、一息ついたので、次のお店に向う事にします。


「さぁ、魔法薬のお店に行ってきましょう。」

『ララ様、最初に膠屋さんに行ってみません。』

御菓子に食いついて離れません。


「良いですよ。」

『では、行きましょう。』

足歩取りも軽くと言うやつですね。


お店の前に着くと、皮の素材屋さんですね。

色んな皮、毛皮が有って、バックや靴、防寒具を作るのに、

結構ためになります。


「こんにちは、膠が欲しいんだけど、種類はどんなのが有ります。?」

<どんなのが欲しいんだい。>

「色が薄くて、匂いが少ない奴」


<これかな、ウサギの革で作ったやつだ。>

「食べれます?」


<これを食うのか!?聞いた事ないが、元が革だ、

 食えない事も無いが、石灰使ってるから、苦いんじゃないか。>


炭酸カルシウム、水酸化カルシウムだね、

分離できるから大丈夫だね。

「1Kg頂戴」


<ほら、腹下すなよ。>

「生成するから大丈夫だよ」


『ララ様、下痢するんですか?』

「大丈夫、錬金術で下痢の原因を分離するから。」


次話:魔法薬店

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