精霊石
精霊石-------
「うん、それじゃあお願い致します」
扇子店をでて、アクセサリーのお店に向います。
何故かケティが無言です。
「ん?、ケティ、どうしたの?」
『ララ様、ララ様はあのBIGモア、どうされたのですか』
「ああ、そこね。群れ一つ狩ったのょ」
『一番可能性が低いと思っていた答えです。』
「他にも、オークの集団やワイバーンも狩ったけど、
もう、オークが少ししか残ってないわ。」
「あと、かわいい子が一匹眠って居るわ。」
『そのかわいい子、気に成るんですけど。』
「その内見る事も有るわよ。」
と、アクセサリー店の前です。
「ルビ様へのお土産、どんなのがいいかしら。」
見て歩くと小さなロザリオが目につきました。
クロスした真ん中に透明な宝石。
四隅には小さな赤い宝石が付いております。
「こんなのもいいわね、
私はダイヤ一個しか持ってないから、
他の宝石が必要ね」
アクセサリーの材料の方へ行ってみると。
結構種類が置いて有ります。眺めていると。
ラグジュから念話
(『ララ様、ララ様、』ラグジュが声を掛けます。)
(「ラグジュどうしたの。」)
(『そこの卵型の石、お買い得です。中に6種の精霊石が入ってます。
ルビ様なら取り出せます。先ほど見ていたロザリオの四隅に配置して、
ルビ様の魔力を注ぎますと、強力な魔法防御のお守りに成ります。』)
(「うん、それいいなぁ。やってみよう。」)
その石を購入すると、ケティが不思議そうな顔をしてみています。
「これね、お買い得品。6種類の精霊咳が入って居るんだょ。
普通の人には取り出せないけどね。わたし、錬金術使えるから。」
今日何回目かのケティのまん丸なお目目です。
次話:膠




