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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
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分邸の料理ちょー

分邸の料理ちょー---------


『はい、此方です。』

調理場に、案内されると、

「料理ちょ~居るぅ?」


『おぅ、誰だ』

これ双子だ。

「料理ちょー左利きですか?」


『何で知ってんだ、?』

「サンダース料理チョーが右利きでしたので、」


「サンダース料理チョーに包丁買ってこいと言われたんですけど、

 どんな包丁がいいですかね、判ります?。」

『あいつの好きな包丁と言えば、』


「これですか、」

と言って、ロングソードを抜いて見せます。

『おお!当たりだ。な、訳ないぞ。』


『これだ、これ、』

牛刀を持って見せますが、

「キャー、私お金持ってません、助けて」


『ばか野郎、強盗じゃねぇ』

ワンパターンで乗ってきますね。では。


「野郎じゃありません事ょ、私はお・ん・な・の・こ」

『言葉尻捉えて、茶化すんじゃねぇ』

「あらまぁ~、お尻捉えるんですって、いや~ねぇ。」


『ふ・ざ・け・る・な』

『これだ、これ。』

「ペティナイフですか、」


『チゲーだろ、何でこれがどうしてペティナイフに見えんだ!』

「だって、あなた、大きくて強盗サイズですもの。

 持ち物が小さくみえますわ。」


『もう勘弁しろ、お前が噂の神出鬼没ララだな。』

「あら、二つ名どころか、四文字熟語貰えるなんて、驚きですわ。」


「今日は、料理長の御兄弟みたいな方持って来ましたの。

 ここに出していい?」

『兄弟?良いぞ、出して見な。』


「どっか~ン。」

オークが出現。『ガッ!馬鹿、ひっこめろ』


「出せと言ったり、ひっこめろと言ったり。

 一貫性の無い男は嫌われますよ。」


『わかった、降参、俺が悪かった、

 謝るから仕舞ってくれ。』

「で、何処に出します」


『あっちの解体小屋。』

「幾つ欲しいですか?」

『一つでいい、』


「しみったれた事言ってんじゃないわよ、3体位は朝飯前でしょ。」

「ほら、頑張りなさい。」

3体重ねておきました。


ケティと午後の相談と思ったら、お腹抱えて苦しんでます。

見ると、厨房を覗いてたメイド達もひぃ~ひぃ~言ってます。


「ケティ、お茶しようよ~。」

『まって、まって、貴方とんでも無い子ね。笑いすぎてお腹が痛い』

「じゃぁ、待ってるね。」


念話、

(「ラグジュ、この世界は神と悪魔の遊び場らしいよ。」)

(「私、絶対、神達の思い道理には成らないわよ。」)

(「ラグジュ、協力してもらうわ、」)


(「ん?あんたも笑ってんの?」)

(『ルビ様、すいません、こんなに笑ったのは、

 1000年ぶりです。あ~苦しい。』)


(「あら、今日は少し遠慮したのよ、徐の口ょ」)

ケティが落着きお茶んの用意をしてくれました。

『貴方、すごいわね、料理長怖くないの、』


「本邸の料理チョーと同じ乗りだったからね。

 それに、料理長二人ともすごく優しいよ。

 怖がっちゃ可哀そうだよ、もっとどんどん行こう。」


「私の予定は、」

「最初に羽団扇、羽の扇子を作っている所知ってる?

 BIGモアの羽が有るんだけど、作れないかな?」


「アクセサリーのお店、

 買う積りは無いけど、色々見たいの、大丈夫?」

『うん、大丈夫。』


「次は、魔法薬、ポーションンの材料を仕入れたいわ。

 それと調味料と薬味のお店ね。」


「こっちは卵高い?」

『一個、小銅貨5枚位。』


「安いね、後から、料理長にプリン教えてあげるわ。

 美味しい、デザートよ。」


『きゃ~!!。ララ様大好き。』

「さすがに、食い付きがいいですね。」


『みんなぁ!!本邸で噂になっている、ララ様デザートよーー!!』

ケティが大きな声で叫びますと、

メイド達の雰囲気がザワリと変わります。


「ケ、ケティ、評判って、私の事、知っているの?」

『勿論、その様なお話は、一瞬で、千里を走ります。』


『えへへへ、本当は本邸の料理チョーが

 うちの料理ちょーに宛てた手紙の中に

 ララ様の事が書いてあったのを、聞きました。』


「うっ。やっぱり、女の子は可愛い物と、甘いお菓子ね。

 良いわ、でもみんな作る時は、手伝ってもらううよ。」

『・・・『お~~~!』・・・』気合の入った合唱です。


「で、料理長の包丁。だけど、生活金物全般をみたいわ。」

「最後に、被服、中古衣類全般と、下着用の生地。縫製の道具、針と糸ね。」


「取りあえず今日は扇子とアクセサリーのお店に行くね。」


次話:羽扇

☆¨*:♦.,☆¨*:♦., ララの魔法 ☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,


魔法は自分の魔力をイメージで変化させるとの概念から、

発動呪文は魔法を確実にイメージできるなら、こだわる必要は無い。

詠唱は魔法を確実にイメージする為に魔力に働きかける言霊です。


一般的では無い魔法の発動をしている所を時々後書きで記入します。


〔ラ〕:ライトアローの無詠唱発動呪文


〔転〕:転移魔法ですが、腕の太さ程のショートカットホールを作ります。

    これとライトアローを合わせる事で、間近で撃つと同じ事に成り、

    100発100中に成ります。ホールは移動が可能、


〔転〕〔ラ〕〔ラ〕〔ラ〕:転送ホールを動かす事で100発100中の機関銃と成ります。


〔ラ散Ten〕:ライトアローを散弾の様に一度に10発出す発動呪文です。

       ライトアロー一発の10倍の魔力消費。


〔ピチョーン〕:探査魔法。自分の魔力を薄く水面に落とした一滴の様に波紋を広げる。

        当たって帰って来た魔力を読む。沢山の人、魔物を一度に探査できる。

        慣れれば個人の特定も出来る。


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