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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
158/969

ラグジュ眷属に

ラグジュ眷属に------------


「夜明けまでもう少しあるわね、」

みんなの寝ている間に馬車から少し離れます。


(「ラグジュ、」)

(【はい、】)

(「私の眷属に成らない」)


(「不老や超回復は持って居ると思うけど、

 私の権能の一部を使える様に成るわ。」)

(【宜しいのですか?私は悪魔ですよ。】)


(「悪魔がみんな、悪い訳では無いでしょう。

 それに私自身がそっちに近いわ。」)


(「私は、貴方が眷属に成った方が、

 双方にとって有益だと思うから、聞いたのよ。」)


(【有難うございます。是非にお願い致します。】)

(「じゃあそこから出て来て。」)

ポン、と言う感じで、目玉蝙蝠が出て来ました。


(「あらま、貴方目玉蝙蝠だったの、此処に来る前の所で、

  何体か目玉蝙蝠を眷属にしたわ、もしかしたら、知り合いかもね。

  向こうに帰ったら貴方の手下にして頂戴。」)


(【それは是非お会いしたいですね。】)



(「我が名はルビ・ヴラド、友愛の証として汝ラグジュを眷属とし、

 わが権能の一部を与える。」)


(「生涯、お前と共に生き、お前にとって不名誉な命令はしない。

 友として一緒に歩んで欲しい。」)


(『我名はラグジュ、私は授けられた名を使い、

 ご主人様の親愛の情を裏切らない事を誓います。』)


(「私の眷属になったから、光属性の魔法も使えるよ。

 これは、悪魔や魔物にはかなり有効だよ。」)

(『ルビ様は光と闇の力を持つダンピーラでしたか。』)


(「私の事はララと呼んで頂戴、事情があって、こちらでは、

 ルビと言う名は封印しているんだよ。まぁ、追々話してあげるよ」)


(『承知致しましたララ様、宜しくお願い致します。』)


次話:王都

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