サラマンダーへの仕込み
サラマンダーへの仕込み-------------
サラマンダーの上空にテレポートして屋上を確認。屋上に〔テレポート〕
中の人員を確認します。〔ピチョーン〕2階に7人、1階に5人。
地下に大人3人と子供3人。大人1人と子供3人が固まってますね。
ジミーの家族ですね。
まず、二階に行きます魔眼を発動して〔魔眼〕〔テレポート〕
「全員こっちを向いて」
「何もしないから大人しくしていてね。そこの貴方、一階には偉い人は居るの?」
若頭の<バレン>さんが居ます。他には?
<ミナ姉御/ガン/マー/シンの4人です>
「みんな一緒の部屋?」
<いえ若頭は事務室、姉御は個室、
ガンとマーとシンは別室でカードやってます。>
「女が最初ね、部屋の前まで案内して。」
「ここが姉御の部屋です」〔魔眼〕〔テレポート〕
部屋の内側、ドアの前に(テレポート)です。
ドアの前に物は置かないですからね。
女が振り向きましたが、魔眼に逆らえません。
「大人しくしてね。身づくろいして待ってて。」
「次は3人の所、」ドアを開けて入ると三人とも此方を向いてくれます。
「大人しくしていてね。」次はバレン、ドアの前に〔テレポート〕
「バレン」と呼ぶと此方を向いてくれます。
「大人しくしていてね。」
最後は地下。
「地下に居るサラマンダーの三人は何してます?」バレンに聞くと、
<くだらない事でしょう>「先に行って、並ばせて」<はい>
バレンが入っていくと三人とも気をつけしました。
「こっちを見て、大人しくしてね。」
「一番大きい部屋は2階ね。」
<はい、そうです。>では、みんな2階に集めてください。
檻みたいなところに女の人と子供が三人、固まってます。
「ジミーの家族の方ですね。」
奥さんが大きく目を開いて頷きます。
「あなた方を助けると旦那さんに約束しました。」
「明日ここから出します。 今夜は我慢してください。
見張りは催眠術を掛けて有ります。
此処の者達が私が来た事を思い出すと、救出計画が失敗します。
私の事は絶対なにも言わないでください。では明日。」
二階に行きます。「みんな居ますね。〔魔眼〕」
魔眼を重ね掛けします。
「明日、私が外から、手を上げて出て来なさい。
と言いましたら手を頭の上に置いて、外に出てきてください。
そして、私と私の指定した人の質問には正直に答えてください。
判りましたね。わかった人は右手を上げて。降ろして」
これで全員OKです。全員にマーカーを付けます。〔マーカー〕。
「では私が来る前の作業に戻ってください。
私の指令が有るまで、私の事は忘れてください。」
「では戻ってください。」
「バレン。証文の隠し場所を教えてください。」
二階の事務室に案内され、大金庫の横の隠し棚に小型の金庫が有りました。
そこを開けると。沢山の証文が入っています。
もう一つ質問です。
「さっきいたのでサラマンダーは全員ですか?」
<あとはテインと一緒に居る連中だけだ。>
「では私が来る前の作業に戻ってください。
私の指令が有るまで、私の事は忘れてください。」
一旦自分の部屋に戻ります。〔テレポート〕
次話:アトルア子爵邸




