表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
145/967

アトルア子爵

☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,更新時間変更のお知らせ。☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,


1/27より、更新時間を18時、20時、22時とします。

1/26は6時、12時、18時、20時、22時の5話更新とします。

私の都合です、ご容赦ください。

hamham☆彡

アトルア子爵------------


みんな、マジックBOXやポシェットからいろんな物を出すのを、

ぼんやり見てます。驚いているのか、あきれているのか分かりませんが。

テインの所に行くと、ニタニタしています。


「テイン、どうしたの、そんなに面白い?」

<いや、明後日にはそれが全部俺の物成るかと思うと嬉しくてね。>

「???」


「明後日には王都につくわ、盗賊として引き渡すつもろだけど。・・・」

「明後日、強い者が助けに来る?いや、強盗と言って警備に渡しても、

 解放される。 逆に私たちが捉えられる。と言う事ね。」


テインがびっくりして此方を見ています。

<俺は何も言ってないぞ。何で判る>


ああ、こいつも馬鹿だわ。

「ちょっと皆から離れましょう」


テインだけ、別に縛り直して、少し離れます。

「テイン!」〔魔眼〕

さて、話を聞かせて頂戴。


王都であなたを開放するのは、私たちを捉える様に命令するのは誰。

<アトルア子爵様だ。アトルア子爵様はグラド男爵一族を殺し、

 領土を乗っ取る予定だ。その前に財産を全部奪うのが俺たちの役目さ、

 

 あそこの執事長がたっぷりため込んでいるのは

 裏の世界じゃあ有名な話だからな。>


「王都で、アトルア子爵が居る所教えて。」

<貴族街のアトルア子爵邸だ、>

「具体的な場所は?」


<貴族街の門を履いて真っすぐ行って突き当りを右に行って突き当りの

 右側の屋敷、門の傍に大きな木が3本生えている。>


「今の事、私が話したこと、貴方が話したことは全て忘れて。いいわね」

<はい>「戻りましょう。」


状況確認の為、ロバートに念話します。

(「ロバート、今いい?」)

(『大丈夫です、ご主人様』)


(「そちらの状況がしりたいの。」)

(『こちらは、宿に入り、執事長に色々相談を受けてます。

 犯罪奴隷の扱いは此処では出来ないそうです。』)


(「わかったわ、此方は今、その町から2km程手前で野営します。

 ロバートはそのまま執事長の相談相手に成って。うまくやって頂戴。」)


(「重要な事が有ります。盗賊バックにアトルア子爵が居る事が判明。

 執事長がお金を貯め込んでいる事は裏の世界で有名だそうです。」)


(「困った事、必要な物が有れば連絡下さい。

  ロバートもAIとやり取り可能ですね。」)


(『AIとのやり取りは可能、必要な物は転送可能だそうです』)

(「此方の事は気にしなくて良いです。

 そちらの仕事をしっかりやってください、以上です。」)


「今、20時か。サンチェス、晩御飯は何時頃がいいの。」

『23時過ぎ、24時頃が有りがたいです。』


(AIマスター、隷属の腕輪って、通信機能ある?

 《申し訳ありません、付けてません。》判った。)


「ロシナンテ、私、一旦お屋敷に戻るけど、

 何かあったら直ぐ念話で連絡して。」

『承知致しました。』


「サンチェス、私ちょっとお屋敷の戻るから、

 何か有ったらロシナンテに言って。」


<馬に話しかけるって、頭が行ってしまっている奴ですけど、・・・

 判りました。>


自分の部屋に〔テレポート〕です。

「リリ、ちょっと戻った。23時頃まで寝る、疲れた。」

(AIマスター23時に起こして。《承知致しました》)


お休み。ぐ~~ぅ。


次話:長い夜

☆¨*:♦.,☆¨*:♦., あとがき ☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,


「」の形により、誰が発した言葉なのかをある程度特定出来る様にしました。

下記をご参考にしてください。


-------------------記------------------------


「」  :ルビ・ヴラド(ララ)

《》  :AIマスター

『』  :眷属/身内/アンドロイド

<>  :人

()  :心の声/念話・

〖〗 :人外/妖精/神

【】  :魔物/悪魔

〔〕  :魔法発動呪文

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ