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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
144/968

サラマンダー

サラマンダー----------


サンチェスびっくりしてます。

<出たり、消えたり、とんでも無い人ですね。>

無視します。


「サンチェス、聞きたい事有ります。

街の警備はどの様なシステムなのですか?」


<本来は、領主が自分の持つ騎士団や、警備隊を作って行うんだろうが、

 あの街は冒険者ギルドが、領主の許可を得て、独自に行っている。

 警備隊は有るが、名ばかりだな。10名くらい居るみたいだが、


 あの街の警備隊、冒険者は、みんな戦闘なんかできないぞ。

 まぁ、自分たちの街を守ると言う意識が強いから、ほとんど問題無いが、

 サラマンダーみたいな集団の暴力が出ると、対応出来ないな。>


「今回の件はどうなります?」


<まぁ、無理だな、襲って来た奴らは、

 犯罪奴隷に出来るとしても、組織に手は及ばない。

 トカゲの尻尾だ、テインみたいなのはまた出てくる。>


「私は、あの街が好きです。だから、サラマンダーは完全に潰します。

 その為に頭を潰す必要がありますね。」

「今夜は仕込みをやりますから、全員逮捕は明日ですね。」


「サンチェス、明日サラマンダーの連中は全員犯罪奴隷にします。

 あなたにも働いてもらいますよ。」


<おおおお!。武者震いが来たーー。

 あいつらをふん縛る。俺が、役に立てるんだな。>


<あねさん!、なんでも言ってくれ、何でもやる。一生付いて行くぜ!。>

「あねさん、ですか。11歳の子供ですけど。」


<あねさん、外側じゃねぇ、中身ですぜ、中身。

 人の想像もしない事を考えて、人に出来ない事が出来る。

 これは絶対、事を成す人だ。


 年、外見、性別、関係ねぇ。俺はやっとすごい人に巡り合えた。

 ぜてってえ離れねぇ、一生のお願げぇです。手足に使って下せぇ。>

やばいスイッチ入れたみたい。と、取りあえず、今はいいか。


「お、おぅ。取りあえず、明日、な。」

<へい、任せといてくだせぇ。>

「ちょっとテインと話をして来る。」


「ジミー。街道からすこし、事離れたところで、野営の準備しましょう。」

「今日は此処で野宿します。ジミー、サンチェス、野営の準備して。

馬立の垂木はこれね。カケヤはこれっと。


毛布とか、食事や泊まる道具は馬に積んであるのね。」

「逃げた馬探してみましょうか。」〔ピチョーン〕

「ばらけてますね。」〔テレポート〕


「一頭目ね。あなた、こんな所に居たら死んじゃうわよ。」

 馬に乗って少し走って、方向を教えると、

「ここまっすぐ走って、仲間がいるわ。さぁ、行って」


お尻をペチンとはたきます。これで、行きつくでしょう。

二頭目も方向を教えて、お尻をペチン

三頭目も方向を教えて、お尻をペチン


「う~~ん、逃げたのは三頭だけかな、近くに反応は無いし。じゃぁ戻ろう。」

「ジミー、もう直ぐ逃げた馬、三頭こっちに着くからお水と飼葉、お願い。

 何処に出そうか?馬の傍がいいの?じゃあ、そこに。」


「サンチェス、皆馬車から降ろすから、手伝って。

 それが終わったら、焚火の用意と、食事ね。

 食事は私がオーク汁持って居るから、それ出すわ。薪ここに置くよ。」


次話:アトルア子爵

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