魔法薬コロリ
魔法薬コロリ----------------
裏路地ですね。お、有りました。
魔法薬【コロリ】
「気に入りました。素敵な名前です。」
「こんにちわー、薬の材料見せて下さーい」
<はーい>
あれ?若い女の人の声が
<いらっしゃいませ?>
<どうしました?>
「あっ、すいません、期待と全く逆の方が出てきたので、
ショックを受けただけです。このお店のご主人ですよね、」
<え?あっ、はい。あははは>
出てきた人も何を言っているか理解できなかった様ですが、
すぐに気が付き、笑ってごまかしました。
このお店お婆ちゃんのだったんですけど、
婆ちゃん出来なく成ったので私がやってます。
婆さん死んだかな?、まぁ聞けないね。なんかテンション駄々下がり。
「ポーションの材料探してます、ちょっと見せてください。」
クラーケンの身
タバコの葉
ヒコの実
メロの実
キトウの葉
毒蛇ムシマの乾燥
シルバーワーム
ニクニンの実
ジンニンの根
ヤクシャクの根
キョウキの根
ウキトの根
キュウセンの根茎
ヤクサン
リョウブク
オウジ
ニンフマッシュ
ナリアプラ
魔食草
地竜の血
カカンサイト
ララカイト
「このお店でこれだけ揃います?特にクラーケンの身は沢山欲しいのですが」
<ポーションですか。中級ですね。>
「薬師のスキルを持って居るので、大丈夫です。」
コロリのお姉さん驚いてます。そうか、私子供だわ。
<大丈夫だけど金貨1枚位は掛かるわよ>
「はい、」金貨1枚出します。
「品物を確認させてください。」
おねえさんびっくりしてますが、商品を出してきます。
一つ一つ確認しましたが、とても良い物です。
採取条件、保管条件きちんと守ってます。
「これからも購入したいのですが、宜しいですか」
品物をマジックポシェットに仕舞いながら、
<いいですけど、貴方は何方の・・・>
「私は領主さまのお屋敷に居りますメイドです。
ララと申します。今後ともよろしくお願い致します。」
<し、失礼いたしました。>
慌てて腰90度にまげて最敬礼です。
「そんな大したもんじゃありません。ただのメイドです。」
「それでは、失礼いたします。また来ます。」
次話:熊食堂




