表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
131/968

熊父ちゃん

熊父ちゃん----------


西に10Kmだったわね。上空200mに〔テレポート〕

あった、、目立たない所に〔テレポート〕


「んと、クレオの実家は、ギルドの前を通り、

 表通りから一本中に入った所の食堂だったわね。」

「ここね。準備中か。こんにちわー!、お屋敷のクレオのお使いで~す。」


『お~!クレオの使いだって?〉

やったぁ!定番!食堂の熊さん!!

「はい、一緒に働いているララと言います。これ、手紙。」


『クレオ元気でやっているか?』

「頑張ってますよー。」

『ん?肉持たせたって書いてあるが、何処だ?』


「何処に出しますか~?」

手を出したので、にゃりと笑って、クレオに見せたのより大きい奴を載せました。

『うわあ!!。ググググッ。』


さすが熊さん、こらえました。肉を落としません。

『むんん。』ドン!

テーブルの上に載せました。思わず拍手~!。


「すごい、力持ちですねぇ。さすが熊さんです。」

『馬鹿野郎、クレオが送ってくれた肉、落として溜まるか。

 最後に何か気に成る事、言わなかったか?』


「いいえ、それでは失礼いたします。」

『待てぃ!ただ返す訳にいかねぇ。飯食ってけ。』

「一瞬ドキッとしましたよ。簀巻きにされるかと思いました。」


『てやんでぃ、夜鷹じゃあんめいし、そった事しねえよ。』

「おっ、おちゃん粋だねぇ。今どきゃ珍しいねぃ。」

『おめえ、幾つだ。』


「御年11に成りますぇ。旦那、何かうちの料理長と似てますねぇ」

『ん?お屋敷の料理長と言うとサンダースか、あいつの飯美味いだろう。』

「ご飯は最高です。料理長とおしり愛ですか?」


『ちげー!!!。あいつの尻なんざ愛していない。

 うわ~気持ち悪く成って来た。』

「残念です。」


『お前が悔しがる事なんざ、1ミリも無い、微塵もない。

 もう勘弁してくれ、息が切れる。』

「あははは、料理長とおんなじですね、楽しいです。」


『クレオが心配に成って来た。』

と、くま父ちゃんと遊んで居ると、奥から、

大きな声と一緒におかみさんが出て来ました。


『玄関先で大声出して、何やってんのさ、さっさと仕込みやんなさいよ!!』

(うわぁ~~かっこいい、雌くまさんだ~~~。)


『何だい、この子は、目ぇキラッキラさせて、こっち見てるよ。』

『この子はクレオの使いだそうだ、肉持って来た。ほれ、パトラの手紙だ。』


熊かあさん、ふむふむと読んで行くうちにポロリと涙をこぼしました。

あっ、優しい かあさんだ。

『肉って、これかい、BIgモアじゃないか、すごいもん持って来たねぇ』


『あんた、名前は』

「ララと言います。」


熊かあさんが嬉しそうに、

『絶対うちのご飯食べて行ってよ』

「はい、ごちそうに成ります」


「ちょっとギルドによって、買い物もしてきますね。一時間後に来ます。」

『おう、待ってるよ、行っといで』

「はーい、行ってきま-す。」


次話:ギルド

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ