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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
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精神支配

精神支配------


「何処からか、AIマスターの能力を超える何者かが、

 この世界に干渉していると言う事ですね。」

「それは私の味方では無い。私を排除しようと動いている。」


 可能性は二つ?一つ目は神と敵対する者の干渉。

 もう一つは過去に私が存在する事による歴史の変化を嫌う者の干渉。


先々、歴史に変化を加える可能性が有る行動・・・

 眷属を増やし、カラスに革鎧を与えた事?


いいや、私の排除の方法が姑息すぎます。干渉が大きな存在ではなく、

 単に、私を嫌っている者、嫌う可能性の有る者、・・・・・。

 ジジ?疑いたくは有りませんが、調べなくてはなりません。


ジジが何かの支配を受け、リリから情報を得て、

AIマスターとの連絡を遮断し、

私の力も停止、パトラと模擬戦。少し無理があるかなー。


ジジが支配されている?

 魔眼の様な精神支配系の魔法が使える事を

 前提に行動しましょう。


今、私が何を使えるか確認が必要ですね。

「<魔眼><念話>は確認済み。


 <マジックポシェット><マジックBOX>、もOK、

 <ムービング><薬師><転移魔法>も使える。

 パワー、能力は10歳並、武器も使えない。


 <ライトヒール>、<クリーン>、<ライトアロー>

 <テレポート><錬金術>は使えない。」


「AIマスターから貰った魔法はほとんど駄目ね、

 体に付いている魔眼や持ち出しのマジックポシェット、

 未来から持ち込んだ物はOKと。」


「<転移魔法>と<ムービング>が有るから、弓が有れば、

 有効な武器になるわ、地下の武器庫に行ってみましょう。」


階段下りて、隣、こっちじゃない。反対側っと。

「有りました、ついでなので、

 マジックポシェットに武器多めに入れておこう。」


「槍と弓と剣と・・・。お~。弩が有りますよ。

 持っていこう。矢も沢山いただきます。」


「最近、独り言が多いな。気を付けなくちゃ」

 さて、武器の扱いだけど、今、ムービングで出せる手は一つ、

 二つ無いと武器は使えないか。ん?二つ出せる?


ちょっとやってみますか。

「見えなき手よ我が意のままに動け〔ムービング〕〔ムービング〕」

 おお!二つ出た。これで弓が弾ける?。おお、大人の弓が弾ける。


弩は二つでは無理か、三つ出せる?

「見えなき手よ我が意のままに動け

〔ムービング〕〔ムービング〕〔ムービング〕」


 出た!!。幾つまで出せる?

 呪文を重ねても前の呪文がキャンセルはされないね、良し。


「見えなき手よ我が意のままに動け

〔ムービング〕〔ムービング〕〔ムービング〕〔ムービング〕」

4っつは出来るけど限界かな、頭が痛くなりそうだ。


5つまでやってみる。

「見えなき手よ我が意のままに動け


〔ムービング〕〔ムービング〕〔ムービング〕

〔ムービング〕〔ムービング〕」


「ぎゃぁ、キャンセル!」

頭が割れるかと思った。ちょっと休憩。


3本までOK、4本は少しきつい、非常用。

5本は絶対駄目。


弩は引ける?ああ、三本手で大丈夫だね。

これは強弓と言うより、命中精度を上げるためにの物だね。


弓でいいゃ。槍は、二つ手、三つ手、四つ手でどうなる?

突きの強さは二つ手<三つ手<四つ手だね。

でも、2本の槍も持てるか。


剣、対人では4本のレイピアが一番強そう。

ソードは両手持ちだからな。

バリエーションを変えてやってみるのも面白いな。


今、一撃が一番大きいのは槍4手持ちだな。

4手で槍を突く練習しようか。


今は、接近戦はレイピア、遠距離は弓でいいですね。

ついでに、メイド長の貯めた金貨も少し頂いておきます。


「これは正に、<泥棒の上前をはねる。>ですね。

 私はメイド長の上を行く悪人ですか。否定はしませんが。」

自室の戻って、行動計画の立案です。


さて、対策を練りましょうか。でも、ジジを傷つけないで、

行うのは、最初っから魔眼しか無いですね。


ジジの能力が魔眼で有れば、お互いの魔眼の強さが、

勝負の別れ目ですから、魔眼を最強にして単純な暗示をかけます。


ジジは最近屋根裏にこもってますから、

屋根裏に行って、一旦、眠らせて、私の部屋で尋問します。


ジジが無実でしたら、いっぱいマッサージをして、

許してもらいます。あの子単純だから大丈夫でしょう。


計画、立案、終了。

出は行動ですが、屋根裏、どうやって、入りましょう。

ちゅーたちに聞きましょう。


次話:ジジの確保


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