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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
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リリの紹介

リリの紹介-------------3/16--


ルビ様、おはようございます。朝ですよ。

まだ。むにゃむにゃしています。

リリと私を見て。


『ララが二人いる。私、夢を見ているのね。もう一度寝なきゃ。』

と言って布団に潜り込もうとします。

「起きているのに眠いから、誤魔化そうとしてますね」


「腕を捕まえて、紹介します。私の姉のリリです。」

『リリです、これからルビ様のお世話をさせて頂きます。』

『え~~~。ララ居なくなちゃうの?』


「私も居ますよ~~。ルビ様お転婆だから、

 リリ姉さんにも手伝ってもらうのです。」


ルビ様が私をじっと見て、

『私お転婆じゃないよ、でも良かった。

 ララも居てくれるなら楽しいわ。』


そんなこと言われると、こみあげて来るもが有ります。

「さぁさぁ、お顔を洗って。」

コンコン、ちょうどよくノックの音です。


ルウとユリが入ってきました。びっくりしてます。

『ララちゃんが二人いる!』

ユリちゃんが、「違うでしょ!」


「ルウがルビ様と同じ反応しました!!」

「精神年齢が同じなのでしょうか?」

『うぇ~ん、いじめたぁ~~。』


「ウソ泣き下手!!」

『が~~ん』

『遊んでないでお仕事しなさい。』ユリちゃんに怒られました。


「こっちは私の姉のリリです。

 ルビ様のお世話兼警護をする事に成りました。」

『リリです。宜しくお願い致します。』


「早くしないとるルビ様また寝ちゃいますよ。」

 うとうとと立ち寝をしそうなルビ様の

 パジャマを脱がせて服を着せます。


今日は、

フリル付きビックリボンブラウスにプリーツスカート。

スカートにも赤いリボンのアクセント。


髪はポニーテール、大きなリボンでまとめます。

ルビ様とても良い顔をしています。眠気なんかどっかに行きました。

女の子はかわいい服を着ると、心もしゃんとします。


リリが薄くオレンジのリップを引きました。

ルビちゃん上機嫌、リリに陥落されました。


コンコン!ドアのノックです。

朝ごはんの呼び出しです。

ルウとユリはお部屋の跡片付け。


ルルの小屋も掃除してくれています、猫は毛が落ちます。

「そういえば、最近ジジに会ってうません」

おやつでも持って、様子をうかがいに行きましょうか。


ルビ様を座らせて、メイドの列に並んで待っていると、

奥様が入ってきました。


リリを見ると少し驚いた様子を見せましたが、

私を見て、良い笑顔(少し怖い)をしてくれました。


ご主人様がやって来ました。

リリと私を呼び、


『今日から、ルビのメイドをしてくれる事に成ったリリ、ララの姉だ』

『ララも何かと忙しく、更にやってほしい事も有るので、

 リリを補佐に付ける事にした。』


『特に役割は決めない。が、ルビの世話係と認識してくれ。』

『リリ』ご主人様に呼ばれて、一言挨拶です。』


『リリです。力仕事も得意です。宜しくお願いいたします。』

 力仕事の所でみんながザワリとしました。

 印象付けはGooですが、仕事増えますよ。


次話:奥様の尋問

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