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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
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施術後

施術後---------


「思ったより、時間がかかったなぁ。

  お昼ご飯を食べ手から子狐の所へ行ってみましょうか。」

《それでは、ご主人様、私は戻っておりますので。失礼いたします。》


一礼をしてAIマスターは出て行った。

「あれはAIの疑似人格、端末アンドロイドだよな、どこに戻るんだろう??」


「アンドロイドたちは、用が無い時は何処に居るんだ?

  ずらりと並んで機能停止??。何か気持ち悪い。考えるのやめた。」

「さて、子狐の所に行きましょうか」


食後、ゆっくりお茶をしてから、

診察室に行くと子狐は手術を終わり、ICUに入っているとの事。

行ってみると、保育器の様な物に入って居る。


「まだ、寝てるね。お腹の毛、ごっそり剃られたみたいだけど。

  また生えるからいいよね。しっぽは無事だから我慢してね。」

ドクターアンドロイドに経過を聞くと。


『手術は成功です。開腹し、位置決めの為、魔石を置いてみると、

引き合う様に三つの魔石が接合してジョイントも使いませんでした。』

『あとは、三つの魔石が融合して、完全に一つと成るのを待つだけです。』


「麻酔はいつ覚めるのですか?」

『使っているのは、おそらく、マスターおっしゃっている麻酔とは異なります。』

「??」


『この子は魔法で眠らせております。

  魔石の融合が進むまで、眠らせる予定です。』

『ある程度安定したらマスターの居る所で起こそうと思っています。』


『魔石の融合と体力を上げるためにマスターの魔力を頂きたいのですが、

  お願いできますでしょうか。』

「かまわないけど、私は治療カプセルに入るから、一週間は出てこないよ。」


『はい、マスターの魔力に適合させた魔力保管システムを作りましたので、

カプセルに入る前に たっぷり入れてください。』

「え!?。すごい!それ大きいの?。どれくらい入るの。」


『大きさは5㎥程、1.7mのサイコロ状で、容量は、

  おおよそ今マスターがお持ちに成れる魔力の最大値位です。』

「それ、ものすごい物だよ!。」


「大きさはそれ位でも良いから、容量を出来るだけ大きくした物と、

  容量は少なくしても良いから、出来るだけ小型の物を作って!」


「ペンダント、ネックレス型の物が出来れば魔力ポーションが要らなくなる!!。

  飲む手間がない!!。戦闘時には絶対有効!!!。」


「あと、入れた魔力が誰でも使える様にするのと、

  駄目ならそのシステムに入る魔力の登録を簡単にする事を考えて!」

「金儲けの予感が...!」


『判りました、早速検討する様伝えます。期間と予算ですが・・』

「急がないけど、私が完全復帰する頃には、私専用で良いから、

  大きくて容量が大きい物を一台作って置いて。」


「予算はAIマスターと相談して...」

「??みんなAIマスターが動かしているんだよねぇ」

『では、此方で魔力を入れてください。』


「え!?。何だ此れ。机から手が生えている...。」

『はい、この手を握って手に魔力を注いでください。』

「腕相撲でもするみたい。もう少し考えて欲しいんですが...。」


ぶつぶつ言いながら魔力を注ぐ。幾らでも入りそう。

「さっき、杖に魔力を持っていかれたから。あまり出ないぞ...。ポーション頂戴!」

ナースアンドロイドからポーションを受け取り一気に飲む。


「それ~~!。って、だいぶ入った?」

『半分くらいです』

「うっ!。こんだけ頑張って半分。何かイラつく。ポーション持って来い!!」


ポーション飲んで全力投球を二回。

『90%入りました。』

「う~~~!。何か負けた気がする。」


『これだけ入れば、大丈夫です。子狐は元気に成ります。』

「おお!この言葉を聞くとなんか嬉しくなってる。私も元気に成った気がするぅ」

「子狐、元気に成れよ~~~!!。」と保育器に声をかけ、VIPルームに行く。


次話:転生前

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