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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
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カラスの道案内

カラスの道案内--------------------


ルチアも一緒に来てちょうだい。」

『へーぃ。馬車の追跡はどうなりました。』


「大丈夫だよ、これが終わったら向かうから。」

『分りました、すぐそちらに行きます。』


「これから住むところが変わるけど、心配ないよ。

 しばらくは、ご飯は私が用意するからね。

 でも、お腹が減ったら連絡して。直ぐ何か持っていくからね。」


遠くにポツンと黒い点が二つ見えてきました。

ん?何か大きなものがその点に向ってます。

「やばいな」〔テレポート〕


行ってみると、小型のワイバーンです。

〔ライトアロー〕を頭にたっぷりお見舞いします。


穴だらけに成って落下、すかさずマジックポシェットに入れます。

カラスがびっくりしたのか、ふらふら飛んでます。


「もう大丈夫だから元気出して飛んでおいで」

 と言って狼の所へ〔テレポート〕。

 ふらふらしながらも飛んで来ました。


『ご主人様~~~!!!。ワイバーンですよ絶対死んだと思いました。

 ありがとうございます~~~。わ~~ん。』


着いた途端にルチアが大泣きです。メイはじっと目を瞑ってます。

落ち着くまで少し待ちましょうか。


暫くルチアの頭を撫でていると、落ち着いてきたのか、

少し脱力してきた様です。


メイも頭を撫でてやると、にこりと、少し笑った様です。

頭を下げてゆっくり呼吸を整えている様に見えます。


落ち着いた様に見えたので、「大丈夫かい?」と声をかけると、はい,と頷き、

『ありがとうございました。、もう大丈夫です。』

『ご用事との事ですが、此処に居る狼たちの事でしょうか。』


「ああ、今日、眷属と成った、頭が、このボス、

 嫁さんがパニエルとベルマ、権能はお前と同じです。」


「お前たちの傍に住まわせようと思っている。空からの敵はカラスが、

 地上からの敵は狼が対応すれば共に子供たちも安全でしょう」


「狼には、カラス警備隊と連携して、

 屋敷の外回りを地上から警備してもらうつもりです」


「メイには先に帰ってもらおうかと思ったが、これじゃあ無理だな。

 森の上空は、いつもこんなに危険なのですか?」


『ワイバーンは久しぶりですが、下からは矢毒ガエルが矢を放ったり、

 飛び蛇が襲い掛かって来たりします。上からは鷲の類が来ることが有ります。』

「ボス、森の中はどうです」


『黒い猛獣や、毒蛇、植物も食獣植物、兵隊蜂などが出るので、

 知らない所には入りたくありません。』

「安全なルートでカラスたちの所に行くとすれば、何日位かかります?」


『子供が居るので、10日以上はかかると思います。』

「それは平たんな道ですか?」


『はい、この岩山の反対側に有る道を行くと小さな川が有り、

 上流に向かって歩くとすぐに森から出られます。

 そこを左側に森を見ながら、歩きます。ここからは平たんな道に成ります。』


「その平たんな道に着くまでにどれくらいかかるかな?。」

『お昼過ぎには着けると思います。』

「そこに着いたら念話で連絡して、荷車を用意するから。」


「じゃあ、ルチアとメイは狼たちの背中に乗せてもらいなさい。」

「元気に成ったら、森を抜けたら、交代で空から警戒して。」

「何か有ったら、遠慮せずに私を呼んでね。」


『『『『有難うございます。』』』』


「食事は有るね、途中で何回か持っていくから、

 でも、無く成ったら言ってね。」

「じゃあ、私は行くからね」〔テレポート〕


執事長追跡部隊トリオとフランクに連絡です。

「今行くよ」〔テレポート〕

「待たせてごめんね」


「執事長のマーカーは何処かな、〔確認マーカー〕いたいた、」

馬車の方角を指さし、「向こう側、まっすぐ飛んで、私もすぐ追いつくから」


荷馬車、狼車?作ってもらおう。

(AIマスター、、お願い、狼車、狼が二頭位で引く小さめの奴、が欲しい。

狼が自分で、荷車を引いたり、離したり出来る様に」《承知致しました。》


次話:ロバート

☆¨*:♦.,☆¨*:♦., ララの魔法 ☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,


一般的では無い魔法の発動をしている所を時々後書きで記入します。


〔ラ〕:ライトアローの無詠唱発動呪文


〔転〕:転移魔法ですが、腕の太さ程のショートカットホールを作ります。

    これとライトアローを合わせる事で、間近で撃つと同じ事に成り、

    100発100中に成ります。ホールは移動が可能、


〔転〕〔ラ〕〔ラ〕〔ラ〕:転送ホールを動かす事で100発100中の機関銃と成ります。


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