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光と闇と薬師の少女  作者: 羽牟 星
105/968

朝の御仕度

朝の御仕度----------


おはよう~~~。


朝6時、カラスの警備室に行ってみます。

「トリオとフランク来てる。?」

『おはようございます。ご主人様。』


「追跡する馬車は、後から指示するよ。

後、5日後ぐらいで馬車に襲撃が有ると思う。


馬車に馬に乗った者が多数接近したり、

待ち伏せる様子がみられたら、すぐ念話で連絡して。」


「お弁当用意できた?」

『ご主人様のおかげで、沢山持たせてもらえました。』


「みんな、沢山食べれた様だね、カポネとメイが魔法使えるから、

これから狩りは楽に成ると思う。それから、私の事はララと呼んで。」

『承知致しました、ララ様』


「そうだ、お前達、野菜や穀物はどうなんだい?

肉ばかりじゃあ、飽きるだろう。」

『へい、そちらの方は、自前で調達致します。』


「畑の野菜盗っちゃあだめだよ。その辺も考えなくちゃねぇ」

「後で念話するね。」


ルビちゃんの所へ行かなければ。〔テレポート〕

「ルビ様、おはようございます。」

ルルは小屋の中で丸く成ってます。


昨日は7時にメイドのルウとユリが来ましたから、

今日も同じ時間に来ると思いますが・・・。

ぴったり7時のノックされました。「はい」と返事をして、ドアを開けます。


「おはようございます、宜しくお願い致します。」と言うと、

二コリと笑って、『おはようございます』と返してくれました。

二人並んで、頭を下げて、


『昨日は事情が分からず、失礼な事をしてしまいました。』 

『『申し訳ありませんでした。』』おっと、ハモッたよ。


「私も、判らない事ばかりで、ご迷惑をお掛け致しました。

これから、色々教えてください。」


と言うと、

『こちらこそお願い致します。

では、ルビ様の御支度を始めさせて頂きます。』


テキパキと始めました。

メイド長への暗示が効いている様です。


今日はツインテールですね。シルクの提灯袖ブラウスに赤いシンプルな刺繍。

紺のフレアなサスペンダースカート。可愛いです。

鏡を見て、スカートの端を掴んでポーズ。気に入った様です。


さて、ご朝飯ですね。

まだ誰も来て居ません。席に座って待ってます。

私もいつものポジションで待ちます。


奥様が来ました。着席しパトラが私の横に来ます。

ご主人様と執事長が入ってきました。

ご主人様は関に着かずに、


「皆、そのまま聞いてほしい。執事長が今日から所用で王都に向う、

しばらく留守にするので、覚えておくように。」


メイド長が心なしか動揺している様です。

執事長もチラリとメイド長を見てますね。良い感じです。ウシウシ!


「ルル、来て。今日も奥様の所、お願い」念話で呼びました。

『良いわよ、あそこ楽しいし。』

小声で、「パトラさん、ルビ様と、ルルお願いしたいのですが、」


右手で、OKのサイン。これで自由に動けます。

食事が終わって、奥様が部屋に向かう時に一礼すると、

にっこり笑って、ルルに何か言ってます。


ルルから

「奥様があとでお話聞かせて、ですって。」

ルルを電話替わりにされました。


私が驚いた顔をして頷くと、とても良い笑顔を見せてくれました。

あれは絶対私の呼び出し方法が判ったという顔ですね。

あちゃ~、かないません。


次話:狼達

☆¨*:♦.,☆¨*:♦., あとがき ☆¨*:♦.,☆¨*:♦.,


「」の形により、誰が発した言葉なのかをある程度特定出来る様にしました。

下記をご参考にしてください。


-------------------記------------------------


「」  :ルビ・ヴラド(ララ)

《》  :AIマスター

『』  :眷属/身内/アンドロイド

<>  :人

()  :心の声/念話・

〖〗 :人外/妖精/神

【】  :魔物/悪魔

〔〕  :魔法発動呪文

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